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一方その頃
玲王
玲王は泣きながら病院から飛び出して走っていた。
わかってる。凪は記憶がないし、本当の凪は俺にあんなこと言わないと。
でも記憶を失ってても凪というのは事実で、思い出してくれない悔しさとあんなふうに思われていたというショックに耐えられなかったのだ。
そのまま玲王はある公園にたどり着いた。幸いそこに人はいない。
ベンチに腰掛けた後、またあの言葉が蘇る。
凪
凪
玲王
玲王はまた泣き出してしまった。
凪に拒絶されたことが辛くて悲しくてたまらなかった。
玲王
國神
國神が息を切らしながら玲王に駆け寄った。
玲王
國神
玲王
玲王は涙をふいて少し落ち着いた後そう謝った。
しかし國神は首を横に振って、気にするなと優しく声をかけてくれた。
國神
玲王
國神
玲王
國神
玲王の言葉に國神は戸惑った。
玲王
國神
玲王
國神は少し気まずそうに尋ねる。
國神
そう、俺は明後日には日本を発つ。
前に4人に話したのはこのことだ。
玲王
國神
俺はベンチから腰を上げた。
國神
玲王
國神
玲王
玲王はそう言って笑うが、國神の目にはどこか無理をしているようにしか見えなかった。
國神
玲王
國神
玲王
玲王
國神
玲王
國神
國神
玲王
玲王は國神に手を振って走って帰って行った。
2日後の空港
その場には潔、蜂楽、千切、國神がいた。
潔
蜂楽
玲王
2日前凪の件で泣いていた面影はどこにもなかった。
玲王
千切
國神
潔
玲王
玲王はキャリーケースを引きずりながら乗車口の方へ消えていった。
潔
千切
國神
蜂楽
潔
千切
國神
おかえりなさい!
凪くんが記憶戻る前にに玲王くんどっかいっちゃいましたねー……
起きた時悲惨ですねこれ。
物語はまだ続くのでこれからもよろしくお願いします!
あと投稿遅れてすみません。
今日の夜も出すので。
それではさようなら〜!
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