○○
………………
エマ
🚪ガチャ
エマ
(暗っ!)
ヒナ
(暗っ。)
○○
エマ、ヒナ?
エマ
そうだよ。
ヒナ
うん。
エマ
死にたいですか?
○○
はい。死にたいです。
ヒナ
理由は何ですか?
○○
生きていても意味が無いからです。
エマ
何故そう思ったのですか?
○○
自分は価値の無い人間だからです。
ヒナ
誰かにそう言われたのですか?
○○
言われなくたって分かります。
エマ
質問を変えましょう。
エマ
大切な人は居ますか?
○○
そんな日と居ません。
ヒナ
じゃあ、得に理由もなく幸せになって欲しい人は居ますか?
○○
それは……居ます。
エマ
それは大切な人ではありませんか?
○○
大切な………人……です。
ヒナ
うん。
○○
だから生きろって言うんですか?!
エマ
きっと悲しみます。
○○
そんなの…………分かって……!
ヒナ
分かってません。
エマ
残された人がどんなに辛いかなんて。
ヒナ
貴方の事が大切で貴方がそう思ってるのと同じくらい貴方の幸せを
願っていることなんて……ときっとその人は言うでしょう。
願っていることなんて……ときっとその人は言うでしょう。
エマ
本心じゃないのにこれから苦しい事が待ち受けているはずなのに
貴方を救いたい、追い詰めたくない一心で『死んでもいいよ』なんて……
貴方を救いたい、追い詰めたくない一心で『死んでもいいよ』なんて……
ヒナ
言わせたのは誰ですか??
エマ
どうして!!!
ヒナ
手を離そうとするのですか?……
エマ
幸せです。
ヒナ
私達は貴方に会えて心から嬉しいのです。
エマ
なのに、、、
ヒナ
その幸せを奪うのは……
エマ
他でもない……
"貴方なのですか?……"