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お酒を飲むのを控えていたんだ
悪夢を見てしまうから
人より二日酔いの副作用が酷く、連休でないと迷惑をかけてしまうから
なのに…今は心地がよい…夢見心地というのはこういうものなのか…
太宰
頭の微小なふらつきで状態を読み取ったのだろうか
太宰
そう言い、机からコップを取った
太宰
少しだけ甘えてみたくなった
乱歩
乱歩
上目遣いをしながら服をぎゅっと掴んだ
彼は予想外だったのか目を丸くしてきょとんとした
少しの時間を置くと理解したのかクスッと笑って
太宰
太宰
さりげなく優しい口調でその言葉を話しながらゆっくりと口に水を運んだ
僕が嚥下したタイミングを見ながらゆっくり、ゆっくり吐かないように
太宰
乱歩
太宰
乱歩
太宰
ベッドから離れようとする彼を引き止めるように裾を引っ張った
乱歩
一瞬だけ間が空き…口を開いた
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
左手で乱歩の頭を撫で
おやすみなさいと太宰は言った気がする…