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めあ☔️
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あさくら
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あさくら
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その日、米原 海苔蔵、安田 酢太郎、犬塚 蓮季、博多屋 まさきの四人は、それぞれ普段通りの生活を送っていた。
時刻は正午を過ぎた頃。
そろそろお昼を食べようかなと思っていると、突如、立ちくらみに襲われ、目の前が真っ暗になった。
再び瞼を開けると、そこは見知らぬ家のキッチンだった。
突然、一瞬にして見覚えのないキッチンに移動し、自分以外にも3人の人物がいる。
海苔蔵
米原海苔蔵は、よく分からない状況に途惑い、とにかく部屋の隅に移動して縮こまった。
博多屋まさきは、自分の足で立っていることにはたと気づいた。
本来、両足は不随で、生活には車イスが手放せないはずなのに。
まさき
再び自分の足で歩けることに喜びを感じると同時に、こうなった理由が分からず、恐怖を禁じ得なかった。
🎲 博多屋 まさき【SAN値チェック】⇒ 失敗(-3)
酢太郎
安田酢太郎は目を開け、何かがおかしいと察知した瞬間、機敏に机の下に隠れた。
犬塚蓮季は途惑いながらも、自分と似たような恰好をしている酢太郎を見て自然と親近感を覚え、声をかけた。
蓮季
酢太郎
蓮季
酢太郎
酢太郎
蓮季
酢太郎
酢太郎はテーブルの下から出てきて、蓮季以外の二人にも視線を向けた。
酢太郎
まさきは歩くことのできる喜びが大きく、酢太郎の声は聞こえなかった。 嬉しそうにスキップで、キッチンをぐるぐると回る。
まさき
酢太郎
酢太郎は、嬉しそうにキッチンの中をはしゃぎ回っているまさきの前に立ちはだかった。
まさきは立ち止まり、酢太郎の顔を見てようやく我に返った。
まさき
酢太郎
まさき
酢太郎
まさき
まさき
まさき
酢太郎
まさき
まさきは、これ以上口にすると気づいてはいけない事実に気づいてしまいそうな気がして、口を閉ざした。
顔を逸らして言い淀んだまさきの傍に、海苔蔵が部屋の隅からスッと近寄ってきた。
臆病な海苔蔵は、まさきを見て、〝とある雪山の事件〟で行動を共にした少女だと気づいた。
海苔蔵
酢太郎
まさき
まさきは、事故とは言え、過去に海苔蔵に殴られたことを根に持っていた。 海苔蔵から距離を取り、酢太郎の蔭へと隠れる。
蓮季
酢太郎
蓮季
酢太郎
蓮季
酢太郎
まさき
海苔蔵
酢太郎とまさきが名乗った直後、海苔蔵が流れを無視して発言した。
蓮季はやや困惑した視線を海苔蔵に向ける。
蓮季
海苔蔵
蓮季
酢太郎
海苔蔵
まさき
酢太郎から名前を間違えられ、まさきには笑われ、海苔蔵はいじけて涙ぐんでしまった。
彼らが目を覚ましたキッチンにはテーブルがあり、その上には二人分のパスタが並んでいた。
それは、麺を茹でただけの代物で、ソースがかかっていない、未完成のパスタだった。
まさきはふと、部屋に流れこむ風を感じた。
この部屋には窓があった。外の景色はカーテンで遮られていて見えない。
まさきは窓に近づき、カーテンを開いた。
窓はすでに開かれていた。窓の外へ手を出してみると、強い風が吹いている。
しかし、カーテンは微動だにしていない。
不可解な現象を目の当たりにしたまさきは、混乱した。
🎲 博多屋 まさき【SANチェック】➔ 成功
窓の外には森が広がっている。黄色や橙色に色づいて綺麗に紅葉した並木道も見える。
まさきはカーテンをシャッと開け放ち、みんなの近くへと戻った。
まさき
蓮季
蓮季は部屋のドアに近づき、ノブに手をかけた。
施錠はされていない。ノブを回して押し開けば、きっとドアは開く。
🎲 犬塚蓮季【アイデア】➔ 成功
蓮季がドアノブを回そうとした瞬間、ある直感が駆け巡った。
このままここから出てしまったら、大切な何かを失ってしまうかもしれないと。
蓮季
酢太郎
酢太郎はドアの前に立ち、その無機質な代物を見つめる。
🎲 安田酢太郎【アイデア】➔ 成功
蓮季が言ったとおり、このドアを開けて出て行ってしまったら、何かを失うだろうと、ひどい胸騒ぎに襲われた。
酢太郎
蓮季
酢太郎
蓮季はドアを開くのを諦め、本棚へと近づいた。
本棚にはたくさんのレシピ本がスラリと並んでいる。
蓮季
一冊の本が、本棚を眺める蓮季の目に留まった。
たくさんのレシピ本の中で、その一冊だけには付箋が付いている。
蓮季
蓮季はその本を手に取り、付箋が付けられたページを開いた。
その本は、四季それぞれの菓子のレシピが載っているようだ。
付箋は、秋のページにあるタルトタタンのレシピに貼られ、「切り分けるときは丁寧に」と書かれている。
蓮季
まさき
酢太郎
酢太郎は不用意に冷蔵庫を開け放った。
庫内にはお目当ての酢はなかったものの、牛乳、オレンジジュース、ドレッシング、リンゴ、バター、ジャムが入っている。
酢太郎
酢太郎は冷蔵庫の上に置かれたオーブンレンジに目を向けた。
誰にでも簡単に操作できる、最新式のオーブンレンジだ。
酢太郎
オーブンレンジのハンドルを掴んで中を改めると、何も入っていなかった。
次に、酢太郎はガスコンロの前に立った。
ガスコンロの火はついていないが、蓋のない鍋がふたつかけられている。 鍋の中を覗き込むと、ひとつはミートソース、もうひとつには茹でたじゃがいもが入っている。
酢太郎
ガチャガチャ。
海苔蔵は食器棚を開け、フォークを探す。
食器棚にはたくさんの皿やグラスが並んでおり、すべてふたつずつある。 しかし、フォークや箸といったカトラリーはここにはないようだ。
海苔蔵
まさきがふと、キッチンシンクに目を遣ると、キッチンタイマーが転がっていた。
ボタンや液晶がついたものではなく、ひねるタイプのアナログのタイマーだ。
まさきはタイマーを拾い上げ、テーブルの前のイスに、ふう、と腰かけた。
まさき
テーブルの上には、麺を茹でただけで、皿に盛られた二人分のパスタ。
その横に、一枚のメモが置かれていた。
メモに目を落とすと「ご自由に召し上がれ」というメッセージが書き残されている。
まさきが目を凝らしてよく見ると、女性のものと思われる長い髪の毛が一本、テーブルの天板に落ちていた。
まさき
まさき
まさき
蓮季
まさき
酢太郎
海苔蔵
海苔蔵が唐突に、ボソリと呟くように言った。
まさき
蓮季
蓮季
蓮季
蓮季
酢太郎
酢太郎
海苔蔵
海苔蔵はどこかにあるはずだと半ばムキになって食器棚をあさる。
手を伸ばして隅々まで探すと、食器棚の突き当たりに、鍵らしきものが貼り付けられているのを発見した。
海苔蔵
海苔蔵は何もなかったかのような顔でイスに腰を下ろした。
海苔蔵
不意にイスの座面にほのかな温かさを感じ、対照的に海苔蔵はサーッと青ざめて凍りついた。
海苔蔵
海苔蔵はイスから飛び上がるようにして立ち上がった。
まさき
海苔蔵
まさき
海苔蔵
顔を青ざめさせた海苔蔵は、スススと部屋の隅へと移動し、膝を抱えて座りこんだ。
まさき
まさき
蓮季
酢太郎
まさき
まさきはイスから立ち上がって食器棚の前へ行き、小皿を一枚手に取った。
そして、それを思い切り窓の外へと放り投げた。
小皿は地面に叩きつけられ、パリーンッと音を立てて割れた。
まさき
海苔蔵
まさき
海苔蔵