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めあ☔️
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あさくら
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あさくら
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海苔蔵
酢太郎
蓮季
まさき
まさき
まさき
酢太郎
蓮季
海苔蔵
蓮季
海苔蔵
酢太郎は調理台に手を突いた拍子に、運悪く、わずかな隙間に指を引っかけてしまった。
酢太郎
何に指がかかったのかと見てみると、調理台の引き出しだった。
三段ある引き出し。酢太郎は一番上の引き出しを引っ張ったが、開かなかった。
酢太郎
次に、二段目の引き出しに指をかけ、引っ張った。
引き出しの中身は、綺麗に整頓されて収納されたスプーンやフォークだ。
酢太郎
酢太郎は続けて、三段目の引き出しも開けることにした。
他の段よりも深さがある大きな引き出し。
引っ張りだすと、小麦粉とココアの粉、そして、丸くて大きなクッキー缶が入っていた。
酢太郎
酢太郎は調理台の引き出しの中からクッキー缶を持ち上げた。
開けようとするが、まったく蓋が動かない。
顔を真っ赤にして腕の筋肉を振り絞っても、開く気配すらなかった。
酢太郎
蓮季
酢太郎
酢太郎
まさき
まさきは酢太郎の横を擦り抜けて調理台に近付き、開け放たれた二段目の引き出しを覗き込んだ。
スプーンやフォークに紛れて、キラリと光るものが目を差した。
それは一対の指輪だった。
片方は男性用、もう一方は女性用だ。内側にメッセージや名前などの文字は彫られていないが、ペアリングのようだ。
まさき
まさきは引き出しの中から指輪を拾い上げ、テーブルの上に置いた。
まさき
酢太郎
蓮季
まさき
酢太郎
海苔蔵は調理台の引き出しから箸を持ち出し、スッとパスタの脇に置いた。
海苔蔵
酢太郎
蓮季
酢太郎がガスコンロのつまみを捻るとボッと火が点いた。
酢太郎
蓮季
まさき
蓮季
海苔蔵
蓮季
蓮季はパスタに温めたミートソースをかけ、テーブルの上に置いた。
蓮季
酢太郎
酢太郎と蓮季はイスに腰を下ろし、ミートソースをかけたパスタを口に運んだ。
次の瞬間、酢太郎と蓮季の脳内に男の声が響いた。
――「美味しい」
🎲 安田酢太郎【SANチェック】➔ 成功
🎲 犬塚蓮季【SANチェック】➔ 成功
蓮季
酢太郎
蓮季
まさき
まさきは、ボソボソとおかしなことを話している酢太郎と蓮季から距離を取り、食器棚へと近づいた。
食器棚を覗きこんで隅々まで注意深く観察すると、奥の壁に貼りつけられた鍵を見つけた。
まさきは食器棚に手を突っこみ、貼り付けられた鍵をベリッと剥がした。
まさき
まさき
酢太郎
まさきは調理台の一段目の引き出しに鍵を差し込んでみた。
少し力を入れると、鍵はガチャリと回る。
引き出しを開けると、中には〝日記帳〟と4つの〝チェリーボンボン〟が入っていた。
まさき
まさきは調理台の引き出しで見つけた日記帳とチェリーボンボンを、酢太郎と蓮季がパスタを食べているテーブルの上に置いた。
蓮季はすぐさまチェリーボンボンを掴み取って包み紙を剥ぎ、口の中に放りこんだ。
酢太郎
まさき
蓮季
チェリーボンボンを頬張った口をもぐもぐさせる蓮季の頭の中に、突然、男性の声が響いた。
――「さようなら」
🎲 犬塚蓮季【SANチェック】➔ 成功
蓮季
蓮季
酢太郎
蓮季
酢太郎
蓮季
海苔蔵
海苔蔵は蓮季に冷たい目を向ける。
まさき
海苔蔵
蓮季は、海苔蔵から向けられる冷淡な視線を一切気にせず、日記へと目を戻した。
蓮季
まさき
海苔蔵
まさきは蓮季に日記帳を押しつけた。
蓮季は何の躊躇もなく日記帳を開き、酢太郎もそれを覗きこんだ。
まさきは見られないと両手で顔を覆いつつも興味を抑えきれず、指の間からしっかりと見ている。
海苔蔵だけが日記帳に興味を示さず、他人の日記帳をまじまじと読みこむ三人に対して、無感情な態度だ。
・×月29日 ○チキンソテー、コーンスープ、根菜の煮物 彼女は鶏肉が好きなよう。評判は上々。 ・×月30日 ○鯖の塩焼き、豚汁、煮物(昨日の残り)、ほうれん草の白和え 何でも美味しそうに食べてくれる。 料理は得意ではないけど、作り甲斐がある。 ・△月1日 ○ハンバーグ、ミネストローネ、人参のグラッセ 愛情込めて作った料理。 彼女は美味しすぎたのか黙々と食べている。 嬉しいなぁ。 ・△月2日 ○炊き込みご飯、冷しゃぶ、キムチ、海藻サラダ おかわり3杯。少し食べすぎなような…。 でも彼女の体型は変わらず。体質? ・△月3日 ○エビフライ、キャベツの千切り、味噌汁、ひじきの煮物 たくさん食べてくれるのは嬉しい。こちらも救われる。 それ以外のことが気になる。 ・△月4日 ○手羽煮、イカ素麺 本日は晩酌だけ。彼女は上機嫌。 目線が怖い。 ・△月5日 ○親子丼、三つ葉の吸い物、オクラの梅和え そろそろ言い出すべきなのかもしれない。 ・△月6日 ○麻婆豆腐、玉子スープ、茄子の煮浸し きみのことが好きなのか嫌いなのか、わからなくなる。 ・△月7日 ○鶏の唐揚げ、蜆の味噌汁、大根サラダ 明日、二人の思いについて話そう。二人のために。 少し難しいかもしれないけど、前から食べたがっていたタルトタタンを作る。 甘いものの前でくらい、素直になれたらいいな。 ・△月8日 ○あなたへ ごちそうさま。