作者です
こんにちは
4話ですありがとうございます
今回は筆が乗りますね
それでは
おやすみなさい
ルイイ
…ねぇ、何でマスターは死んだと思う?
メル
…へっ、えっ、?
ルイイ
なんで?
メル
わ、わからなぃ、
ルイイ
なぜならね?
ルイイ
ここは「完璧」だからなんだよ
メル
完璧……?
ルイイ
うん!私、完璧って大好きなの!
ルイイ
非の打ち所がない…
ルイイ
それって素晴らしいよね!
メル
…
ルイイ
だからね?私は思うんだ
ルイイ
老いてほしくないなぁって、朽ちてほしくないなぁって。
、……何を言っているんだこいつは。
言葉を喋っているかも怪しい。
彼女は喋っている間も笑顔を絶やさず、目を細めている。
ルイイ
だから、完璧なまま終わらすんだよ
ルイイ
ほら、聞いたことあるでしょ?前の方が良かった〜ってさ。
ルイイ
永遠に前のままであって欲しいんだ、
メル
…何、ばかなこと、…
メル
言ってるの、?
ルイイ
なに〜?
メル
老いるから美しいんでしょ…
メル
朽ちるから美味しくなるんでしょ…
メル
前があるから今人気なんでしょ…
メル
ルイイさんは…
メル
勝手です…
ルイイ
…
ルイイ
そうなんだねぇ〜
ルイイ
でも、今そんな事言ってる場合?
ルイイ
今から君、死ぬけど
メル
…貴方は店主さんに何をしたんですか
ルイイ
今考えること、それ〜?
ルイイ
まぁいいよ、やってあげる
そう呟くと、ルイイは手を私に向けてきた
メル
……え
メル
……
メル
なに、
メル
な、なんか変
メル
やめ、
彼女の手に目を離せない
これは何、何で何も考えられなくなるの
ルイイ
どんな感じ〜?
メル
手、降ろし、これ、いや
ルイイ
ん〜!
ルイイ
集中して
ルイイ
行くよ〜?
メル
なに、?
メル
や、やめて、
パチン!!!
メル
……、…、
メル
は、っ?
メル
何したの
ルイイ
さぁね、
ルイイ
あ、暫くここにいてね〜
ルイイ
じゃ、私帰るから〜ばいばーい
メル
心臓が、
メル
何?これ…っ
過呼吸?息を、吸うのを止められない
メル
……ひゅ、ひゅ、っ…
私は死なないだろう。そう信じるしかない。
今死ぬならあのメモは、青くなったはずだ
メル
は、っ…はっ…
もう外に出た彼女に抵抗すべく、ズルズルと外に出ることにした