結梨
………
結梨
………
私は、小学生の頃から本が好き。
ただ、見るのも好きだし、読むのも好き。
時々、声に出して読む。
本は、私の生活に欠かせないものになっていた。
結梨
うお〜。
特に気に入っているのが、怖い系。
結梨
……
結愛
お姉ちゃん…
結梨
結愛…
結愛
お姉ちゃんって本当に本が好きなんだ…
結梨
うん…
結愛
部屋も本だらけ…
結愛
フフ。全然性格違うね〜
結愛
私、もっとお姉ちゃんと話したかったな〜。
結梨
結愛…?
結愛
まだ信じたくないよ…
どうやら、私は死んでしまったらしい。
元々、小さい頃から体が弱かった。
学校にも行けなかった、だから友達もいなかった。
そんな私に寄り添ってくれたのは本。
いつでも、私を元気にしてくれた。
その時も、私は本を持っていたらしい。
母
きっと、最後の最後まで本と一緒に居たかったんでしょうね。
結愛
お姉ちゃん…、、、
幸せな人生だった。