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こめかみに突き刺さるような痛み
目を覚ますとあたりは火の海だ。
吸い込む息で肺を火傷しそうな程 高温の空気に包まれている
りょう
りょう
こみかみをぬぐうと手のひらに 大量の血が
カーラの言いつけを守り のびた男とともに隠れ始めて10分後
りょう
りょう
りょう
りょう
りょう
生きてる可能性のある親友を 見捨てて逃げられはできなかった
りょう
諒と気絶した男がいる螺旋階段側の 廊下と向かい側の廊下。 その向かい側の廊下には 異質物がガラスケースに保管されている
武器に出来そうな聖遺物を 手に取り
ガラスケースを元に戻し えりを探す探索が始まった
地下二階から地上二階の 4フロアで構成されている 研究センター
2階にはカーラが向かった大講堂。 まずは地下から探索を始めた
りょう
停電したラボへの螺旋階段を 一歩、一歩と少しづつ下っていく 頼りになるのは両手に握られた武器と ぼんやりと足元を照らす非常灯
階段をおりる途中頭をぶん殴られて 姿勢を崩す
意識を失った諒は 階段を転がり落ちて行った
モニタルームの扉を開けると 防弾チョッキを着込んだ男が モニタを覗き込んでいる
監視カメラのシステムの復旧作業に 気を取られている隙に リサは背後をとって 麻酔入りハンカチを嗅がせた
数分後
男が昏睡しているうちに、 逃げられぬように椅子にしばりつけた。
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
親指に続いて、人差し指が手から消えた
絶叫が部屋にこだまする
カーラ
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
テログループ
カーラ
拳銃を眉間に突き付け、睨みをきかす
テログループ
カーラ
テログループ
テログループ
テログループ
テログループ
カーラ
カーラ
地響きの後、2人は眩い閃光に包まれた
りょう
りょう
ガレキで怪我をした真鍋は 右足をひずって火の海の中を歩く
目の前に広がる景色は、少し前まで の平穏な都市とは全く違うもの 幾つもの倒壊したビルの鉄骨が 辺りに散乱し、瓦礫の山となっている
快晴だった昼の空は真夜中のように 輝きを失っていた
りょう
瓦礫の向こう側に人が立っている
りょう
彫刻の様に精巧な人型の塩の柱。 触ってみると あっという間に崩れてしまう
りょう
りょう
りょう