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そこはLevel 9223372036854775807: "The True Final Level" (本当の最終階層)…でした。
コトハ
グオオオォォォォォォォーーーッ
化け物との距離…わずか10m
きっと、化け物は疲れを知らない
コトハ
ひっ……もう限界
…あっ!そうだ!
確か、この空間は頻繁に構造が変わるって見たことが…!
コトハ
僕の作戦はこうだ
構造が変わることを願って、ひたすら角を曲がる
完全に後先を考えてないけど…
これしかない!
ダッダッダッ…
ダッ…ダッ…
コトハ
息の行き来が激しくなってきた…
グオオオォォォォォォォーーーッ
コトハ
コトハ
振り返ってみると、意外な光景を見た
化け物が小さく見えた
距離的に50mくらいか
意外だ…あいつにも疲れがあるなんて
いや遅いだけか?
コトハ
僕はポケットの中からアーモンドウォーターを取り出して
2/3ぐらい飲んだ
…すげー美味しい
疲れた時に水を飲むと一際美味しく感じる現象だ…
ダッダッダッ
ダッ…ダッ…
コトハ
振り返ると、化け物の姿が消えていた
そう、振り切ることに成功したのだ
けっっっっっっこう時間は掛かったけど
結果オーライ、結果オーライ
足を止めた後、体を癒すためにさっきのアーモンドウォーターを飲み切った
コトハ
コトハ
落ち着きを取り戻し、探索を再開した
コトハ
足を動かし始めてすぐに、進展を見つけた
コトハ
コトハ
中に入っていたのは、探索でとても役に立つ物だった
コトハ
拳銃だ。アメリカの警察が使っている、名前は忘れたけど、そんな拳銃だ
コトハ
コトハ
コトハ
本体からマガジンを取り出し、弾があるか確認した
コトハ
現実は非情だ
全弾入ってないなんて
でもこの数ならマシだな
コトハ
コトハ
黄色い空間で探索を続けていたら、妙な場所を見つけた
壁の造りが明らかに違う…灰色のコンクリートだ
コトハ
コトハ
コトハ
覚悟を決め、階段を下った
この先がここよりマシなことを祈ろう
階段を下った結果…どこに辿り着く?
古びた倉庫空間?
それとも、黄色い空間?
ここは…