〇(本当に、一瞬のことだった
〇(家は潰れ、私とお母さんは瓦礫の下敷きになった
〇)…瓦礫で、周りが見えない、!!
〇(私は必死に体の上にあった瓦礫をどけ、どうにか脱出が出来た
〇(その時見た光景は今までのどんな光景よりもおぞましかった。
〇(怪獣が、いた。
〇(私の家の辺り一帯を破壊していた。 奴はまだ私の家を踏んずけたままだった
〇(私は恐怖に駆られながらも、お母さんの姿が見えないことに気づき、慌てて辺りの瓦礫をかき分けた。
3年前の〇〇
3年前の〇〇
〇(瓦礫をガラガラとかき分ける。
〇(私の声と瓦礫の音に気づいた怪獣がこちらを見、そして向かってきた
3年前の〇〇
3年前の〇〇
〇(あんなのでもたった一人の母親
〇(当時の私はまだ心が幼く、母という存在に執着していた
3年前の〇〇
〇(母は瓦礫の下にいた
〇(肉片となって、そこにいた
〇(どうやら怪獣発生の時に怪獣に踏まれたようで、母はもう原型を留めていなかった
3年前の〇〇
3年前の〇〇
〇(怪獣が迫ってきてる。逃げないと。
〇(そう頭では理解していたのに、心と体がバラバラになったみたいに私の足は動かなかった
ズシッズシッ
〇(怪獣と私との距離が縮まっていく。
〇(私の視界の端に怪獣の足が写った
〇)あ、無理だこれ
〇(私はもう抵抗することを諦め、その時が訪れるのを目を閉じて待った。
〇(だが、いつになっても怪獣が私を殺すことはなかった。
〇(なぜなら
〇(防衛隊が到着し、怪獣を討伐したから
??????
??????
3年前の〇〇
3年前の〇〇
??????
??????
〇(私の意識は、そこで途絶えた。
〇〇
〇〇
〇〇
四ノ宮キコル
〇〇
〇〇
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇は腕の袖を捲ってみせた
そこには、斜めに走る1本の古傷…
四ノ宮キコル
四ノ宮は恐る恐る古傷に触れながら尋ねた
〇〇
〇〇
四ノ宮キコル
〇〇
〇〇
〇〇
四ノ宮キコル
四)深く、聞かないでおこう……、
四)私ならあれこれ追求されたくないから
〇〇
〇〇
〇〇
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
〇〇
四ノ宮キコル
2人は一見楽しそうに話しながらドアへと向かっていた
だが、2人の顔には暗闇が広がっていた
〇〇は俯きがちに、ドアノブをひねる
〇〇
四ノ宮キコル
〇〇は部屋を出ることは出来なかった
ドアを開けた先に、保科が立っていたから。
〇〇
保科宗四郎
保科宗四郎
〇〇
続く
コメント
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保科副隊長まじのまじでイケメソ過ぎない???????