< 高専内 >
ぐったりと 眠りこけた 虎杖は 、 今にも 倒れ込み そうな 伏黒に 引き摺 られていた 。
すると 、霞む 視界の中 、 目の前に 長身の 人影が 現れ 、 伏黒の 顔を 覗き込んだ 。
五条
五条
伏黒
「 煽る のやめて ください 」 と言いた いのだろうが 、荒い 息と 混じり 言葉に ならない。
五条
五条
伏黒
虎杖
五条
五条
五条
五条
自身の頭 目掛けて 降ってくる手を サッと 避け 、 寮へと 足を運ぶ 。
五条
五条
伏黒
ドサ っと ベッドに 虎杖を 放り投げ 、 ベッドに もたれる 形で 息をつく 。
伏黒
伏黒
伏黒
伏黒
もんヾ と 考えた後 そう呟くと 、 未だ ベッドで すやヾ と 眠る 虎杖の 頬を 、 指先で つまみ上げる 。
伏黒
ぎりヾと 音が する程 摘んで いるのだが 、 その 呑気な 寝顔は 一向に 歪む 気配は ない 。
伏黒
伏黒
遂に 堪忍袋 の緒が 切れた のか 、そう 色の ない 瞳で 呟いた後 、 何処からか なみヾと 水を 溜めた バケツを 持って きた 。
瞬間 、 何の 躊躇いも なく その バケツを 愛すべき 友人 (?)に ぶち撒け る 。
伏黒
日頃の あれこれへの ストレスも 込めた 渾身の一撃 だった 為 、 部屋の あちこちへ 水滴が 飛び散る 。
そして それは 自分自身も 例外では 無い 。 中々の 至近 距離で ぶっ 放した 為 、 伏黒の 暗い 髪先や 青白い肌に も 、雫が 滴って いた 。
伏黒
バケツを そこら辺に 置こうと 視線を 逸らした 瞬間 、 視界の 端で 人が 動くの を 感じた 。
伏黒
?
背筋に 、 氷柱が 刺さった 様な 感覚を 覚える 。
伏黒が 瞬時に 振り返る のと 、 視界が 白い 天井へと 切り 替わっ たのは ほぼ 同時 だった 。
伏黒
伏黒
絞り出した 声は 、 低く 威圧的な 声に 掻 き消される 。
宿儺
伏黒
そこには 、 鮮やかな 短髪を 妖艶に 濡らし 、 同期と 同じ 顔 、 同じ身体をした … 怪物が いた 。
しかも 馬乗りで 。 (?)
伏黒
宿儺
宿儺
伏黒
宿儺
宿儺
伏黒
宿儺
宿儺
宿儺
意地の 悪い 笑みを 浮かべ ながら 、 鮮やかな 短髪を 掻き上げる 。
伏黒の 瞳には 、 その仕草が 色っぽく 映る …訳もなく 、 水滴が ぽつヾと 顔に かかり 更に 眉間に 皺を 寄せる 。
伏黒
そう 考え 諦めが ついた 様に 顔を 背ける 伏黒を 見て 、 宿儺は 言葉を かける 。
宿儺
宿儺
伏黒
宿儺
愉悦を 孕んだ 声が 鼓膜を 突いた 瞬間 、 制服が 木っ端微塵に 破ける 。
伏黒
宿儺
顕になった 伏黒の 細い 首筋を 、 鋭い 爪で つつ 、と なぞる 。
伏黒
宿儺
先程よりも 強く 、 深く 爪先が 肌へ 食い込み 、喉仏が 悲鳴を あげる 。
伏黒
伏黒
伏黒
宿儺
宿儺
呟いた 後 、 硬い 爪先で 伏黒の 柔い 胸の 突起を 嬲り 始める 。
伏黒
伏黒
宿儺は 伏黒の 足元の 方を 一瞥 したかと 思うと 、 口元に 薄気 味悪い 笑みを 浮かべる 。
宿儺
伏黒
宿儺
宿儺が 指す 指の 先には 、 びくヾと 波打ち 、大きく 腫れ上がった 自身の モノが あった 。
伏黒
ソレを 見た 瞬間 、 腹の底から なにか 熱い 渦のような モノが 這い 上がって 来るのを 感じた 。
伏黒
伏黒
宿儺
宿儺
伏黒 の 胸を 、 宿儺の 生暖かい 舌 が 這い 、 背筋が ぞわヾと 痙攣する。
伏黒
伏黒
叫んだ と同時に 、 伏黒の 首筋を 獣のような 手が 襲い 、 ぎりヾと 強く 締め付 けられて ゆく 。
伏黒
宿儺
伏黒
伏黒
伏黒
ちかヾ と 瞬く 視界の 中 、酸素を 回せず 混乱する 脳内を 〝 死 〟という 文字が 埋め尽くす 。
伏黒
伏黒
びくん ッ
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コメント
2件
まじで宿伏少ないから助かります( ߹ㅁ߹)🙏