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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

微睡〇〇

う"っ!

痛みと衝撃で地面に転がる。

作之助が駆け寄ってきた。

織田作之助

〇〇!

ジイド

防弾ベストか、生きているが故の痛みだな

ジイド

昔に失ったものだ

ジイド

我らはもう死んでいる

ジイド

魂のない肉体を亡霊が操っているに過ぎない

織田作之助

お前は死んでいない…!

織田作之助

過去に何があったか知らないが、

織田作之助

自分の死に方をゆっくり考える事は出来る

ジイド

何故判らない!?

私を支える作之助の額にジイドが銃口を向ける。

ジイド

貴君だけが唯一の!!

ジイド

っ……、貴君は俺を殺さない

ジイド

俺の望みを理解していないからだ

ジイド

然して俺も今は貴君を殺さない

ジイド

貴君だけが我らを浄化の戦場に導く者だからだ

ジイド

貴君に本当の我らを理解させてやる

ジイド

そうすれば判るだろう

ジイド

貴君と俺の何方かが死ぬしかないという事が

ジイド

楽しみにしていろ

之からは大仕事だ。

先ず作之助の孤児を助け、作之助がジイドと戦わないようにする。

然してジイドは私が葬る。

今の今迄ジイドを如何殺すか、私に出来るか考えていた。

そうして一つ判った事がある。

此の世界は私以外が過去に起こった事其の儘に動くのだ。

今迄作り上げられてきた過去は変わらない。

其れを異能力が私を無理矢理呼び戻してきた。

之は推測だが、私が過去に起こった事と違う行動を取れば、

作之助やジイドの未来視は効かないのではないだろうか。

まあ簡単に云うと、私の行動は彼らにも見えないという事だ。

だからジイドとの戦闘において、ジイドの異能力は私には無効。

そうとなればシンプルな銃撃戦になるだろう。

微睡〇〇

( 絶対に私が殺す )

微睡〇〇

( 作之助の手は汚させないし、 )

微睡〇〇

( またルパンで飲める未来を作る )

皆が幸せになれる未来を。

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コメント

8

ユーザー
ユーザー

♡1000押しときます!!!

ユーザー

え、ちょ待て(;-ω-)ノ泣きそう… 感動すぎる微睡ちゃんには 死んでほしくないよぉぉお!! ホントマジで神作すぎる! あるじさま本当さいこ~です!

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