テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

年上幼なじみの、危ない溺愛

第3話 - 第3話

1,600

2024年08月24日

#からぴち

#幼なじみ

ススムツ🍒

ゆあん

入学式の日にクラスメイトとは顔合わせしてるんだよね

るな

うん！

るな

何人かと話したんだけどね、

るな

みんないい人達だった！

るな

(中でも前の席ののあちゃんとは沢山話せました！)

るな

(明るくて美人で高校生とは思えなかったけど、)

ゆあん

そっか、良かったね。

ゆあん

男たちは大丈夫そう？

るな

男たち…?

ゆあん

悪そうな男はいないかって意味だよ

るな

あっ、そういうことか…!

るな

うん、大丈夫そうですよ！

ゆあん

本当？

るな

もー、そんな心配しなくて大丈夫だよ

るな

(入学式は確か不良はいなかったはず)

ゆあん

るなはもっと警戒心を持たないと。

ゆあん

実際に軽い男とか、いい顔して悪い男とか普通にいるからね

るな

えっ…私達の高校に？

ゆあん

そうだよ

るな

そ、そんな治安が悪いの…!?

るな

(学力が高いから、みんな真面目だと思ってた)

ゆあん

だから気をつけるんだよ

るな

わかった…!

るな

気をつける！

ゆあん

…いい子ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

るな

(安心してるなら良かった？)

るな

じゃあ私は違う車両から乗るね

ゆあん

…るな

るな

だ、ダメだからね！

るな

車両に乗ったら私たちは他人になるの…!

ゆあん

るなが俺と同じ高校を目指してるって知った時、

ゆあん

るなと一緒に登校できる日が来るんだと思って

ゆあん

嬉しかったのに

るな

(やっぱり一緒に行きたい、)

るな

(耐えるんです！自分！)

ゆあん

それなら帰り、ここでるなを待っていていい？

るな

えっ…？

ゆあん

今日、3年も午前中で終わるから。

ゆあん

一緒にご飯でも食べよう？

るな

うん…!

るな

食べたい！

ゆあん

じゃあ決まりで

るな

わかりました！

るな

(どこで食べるんでしょうか？)

るな

(家？お店？)

るな

(ゆあんくんといれる時間が増えるのでうれしいですけど、)

るな

(学校まで近ずいて来ましたね、)

男生徒

君、見ない顔だけど新入生？

るな

…へ

るな

(なんだか嫌な予感が、)

男生徒

無視するのはひどいだろ〜？

男生徒

こんな可愛い子が新入生ってあたりの年だな

男生徒

これも何かの縁だし俺たちと一緒に登校しようぜ？

るな

(絶対に無理です)

るな

(一緒に登校なんて、)

るな

え、あの…

るな

(今までゆあんくん以外の男とあまり関わりがないから)

るな

(こ、怖い)

うり

すみません、

うり

そいつ俺のツレなんで離れてもらってもいいですか？

るな

…へ

男生徒

相手いんのかよ

男生徒

失敗だな

るな

(な、なにかはなしを)

うり

怪しまれたくなかったらツレのフリしろよ。

うり

あいつら、まだ近くにいるからﾎﾞｿｯ

るな

…っ

るな

あ、あの…

うり

敬語はいらねぇ。

うり

つーか俺、お前と同じ1年

るな

えっ、あ…そうなの？

うり

ちなみに同じクラス

るな

…え!?

うり

バカ、声でけぇ

るな

(あまり見てなかったので、)

るな

ほ、本当…?

うり

嘘ついてどうすんだよ

うり

見たことある顔だから声掛けただけだ

るな

そう、だよね…

るな

助けてくれてありがとうございます

るな

あの、私は水野るなって言います

うり

…あっそ

うり

あー、うっせぇなその視線

るな

え、私は喋ってなんか、

うり

黒川

るな

へ？

うり

黒川うり。

うり

これで満足か？

るな

…っ、黒川くん！

るな

(絶対に忘れません！)

うり

用もないのにいちいち呼ぶな

るな

確認しただけどもん

うり

ガキみたいに拗ねんだな、

うり

めんどくせぇ

るな

なっ…ひどい。

るな

初対面の人にそういうこと言って、

うり

一応入学式の時にあってるけどな、

るな

だけど私は黒川くんのこと知らなかった

うり

じゃあなんだ、

うり

よそよそしくしろって？

るな

そういうことじゃ、ないけど、

るな

(ゆあんくんとは正反対の人です、)

うり

なんだよ、

うり

俺が間違ったこと言ったか？

るな

(不機嫌だ、)

るな

(不機嫌の原因って私!?)

るな

違うよ…!

るな

私のせいで機嫌を損ねたと思ったから、

うり

へぇ…お前のせいで、な？

うり

あながち間違えじゃねぇけど

るな

…っ、やだ

うり

は？

るな

お前って呼ばれるのはなんか嫌だ

るな

(クラスメイトなのに遠く感じる)

うり

はぁ、水野

るな

…っ、はい！

うり

ったく、こんなやつ言ってくるやつに初めてあった

るな

うっ…だって、

るな

せっかく友達になったから、

うり

俺とおま、

うり

水野がいつ友達になったんだ？

るな

えっさっきだよ。

るな

お互いに名乗って、話してる中だもん

うり

信じられねぇ。変なやつだな

るな

あっ、そろそろだね！

るな

じゃあ黒川くん、また学校で！

うり

は？何言ってんだよ。

うり

別々に登校したら怪しまれるだろ

るな

え、あ…

るな

本当だ

るな

(別々に登校すれば連れじゃないと思われてしまう、)

るな

(その結果、)

年上幼なじみの、危ない溺愛

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

1,600

2件

ゆあんくんるなさんのことめちゃめちゃ心配してるの尊い…！！！🫶特に男の子のこと心配してるのも良い！！！うりりんイケメンすぎるって！冷たいけどるなさんのペースに飲まれたりしてて絶対ツンデレタイプだ…今回のお話はうりりん悪役じゃありませんように…！！！！！🙏

ススムツ🍒

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

年上幼なじみの、危ない溺愛

第3話 - 第3話

作者の他の作品すべて見る

#からぴちの新着小説
一覧

関連するタグ

年上幼なじみの、 危ない溺愛

第3話 - 第3話

作者の他の作品すべて見る

#からぴちの新着小説一覧

関連するタグ

年上幼なじみの、危ない溺愛

#からぴちの新着小説
一覧