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5年後
ユウ
アルマ
アルマ
アルマ
ユウ
アルマ
アルマ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
アルマ
アルマ
アルマ
アルマ
「そろそろお時間です」
アルマ
アルマ
ユウ
ユウ
ニコッと微笑むとアルマは少し驚いてから笑顔になった
アルマ
アルマ
ウィーン
ユウ
ユウ
扉の向こうに消えた、幼少期の時に私に初めての感情を教えた彼を見送って私は立ち上がった
コツ、コツ、コツ、コツ
ピピッ
耳に着けてるイヤホンをポチッと押す
秘書
ユウ
ユウ
秘書
秘書
ユウ
ユウ
あの日から、お兄様は正式に会社の社長になった
そして私は新しく会社を立ち上げた
機体じゃなくて、私が母から貰った遺伝子を解析して医療技術と機体作製技術を合わせた機械を作り出したり、薬を作り出した
お母さんが望んだ世界まで、もう少し
後は私がこれを世界中に広めるだけ
ユウ
ピピッとタブレットを操作してボードを作り出した
ユウ
お兄様が開発した持ち運び空中ボードに乗り込んでボタンを踏むと空に浮かんで目的地に動き出した
会社の屋上に着いてボードから降りる
秘書
ユウ
ユウ
秘書
ユウ
秘書
ユウ
秘書
ユウ
秘書
秘書は苦笑いしながら頷いた
ユウ
秘書
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
秘書
ユウ
ユウ
秘書
バタバタバタバタ
秘書
指輪を左手の薬指にはめながらバタバタと会社内を走っていると社員が一人一人挨拶をしてくれる
ユウ
社員
社員
ウィーン
ナナ
ユウ
扉が開くと、ソファーには不機嫌そうに腕を組んで座っているナナがいた
ユウ
ユウ
ナナ
ユウ
ユウ
隣に座るとナナはムスッとしたまま私の方を見た
ナナ
手を広げて私の方に催促した
ユウ
ギューッと抱きしめるとナナは私の胸に顔を埋めた
ナナ
ユウ
ユウ
ナナ
ユウ
ぐいーっと倒されてそのまま暫く時間が経った
ナナ
ユウ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
ユウ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
どやぁっと自慢気に言うとナナは身体を起こして私を見下ろした
ユウ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
カーテンの隙間から覗く太陽の光に目が覚める
ナナ
ユウ
隣でまだ呑気に寝ている妻の顔を見て少しホッとする
ナナ
ユウの腕に潜り込んで胸に耳を近づけて鼓動を聞く
ナナ
ユウ
ナナ
ユウ
ユウ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
ユウは私を抱きしめると優しく私の頭を撫でた
ユウ
ナナ
ユウ
ユウ
ユウ
ナナ
おもむろにグッと背中を掴まれてユウに抱き寄せられた
ナナ
ユウ
ユウ
ナナ
ナナ
ガサッ
ユウは私に覆い被さって私の首に噛み付いた
ナナ
ユウ
ナナ
恐らく痕をつけたであろうユウは満足気に私の手を握った
ユウ
ナナ
獲物を見るようなαの本能を剥き出しにして私を食そうとする目にキュンっと中が期待してしまう
ナナ
色々あったし、沢山すれ違いもした。 だけど、あの出会いが無ければ 私はどうなっていたんだろう
ユウに抱かれながらも今の幸せに時々終わりが来るかもしれないという恐怖があるけど、でも
この不安はいつも目の前の愛しい人が解決してくれる
ユウ
ユウ
ナナ
ナナ
考えても仕方ない
私は思考を止めて、ユウに身を任せた
〜fin〜