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灰谷竜胆

……ごめん

俺は気に食わないような顔をしながら、怒気に満ちた声で言った

……良いんですよニッ好かれると嫌われるは紙一重なんですから

やっぱこいつ嫌いだわ

好かれてるって自覚してる奴、ほんっと嫌い

気持ち悪ぃ

早く別れろよ

1ヶ月経った

三途と夢が喧嘩したらしい

原因は、夢が男と任務に行き、それに三途が嫉妬……

嫉妬か……いいよな本当

灰谷竜胆

喧嘩すんなら別れればいいのに……

三途春千夜

あぁ?なんか言ったか?クラゲ

灰谷竜胆

……

俺は、我慢出来なかったのかもしれない

あれは、たった一瞬の出来事だった。

三途春千夜

ん!?

灰谷竜胆

ん……

ちゅッ……ちゅくッ♡じゅるッ♡

舌と舌で愛を伝え合う

愛と言う、薄っぺらい味を

三途春千夜

んッ……んん”

灰谷竜胆

はッ……んんッ♡

ふと、春千夜の頬に添えていた手に、生温い物が伝った

春千夜は

三途春千夜

んッ……ひくッ……ふぅッ

泣いていた。

灰谷竜胆

ッは……

三途春千夜

はぁッ……ひぐッ……うッ……うぁ”ぁ……

灰谷竜胆

ぁ……ごめ……

気が付くと、皆来ていた

マイキー

なんだ……?

灰谷蘭

え?春ちゃん?りんど?

九井一

なんで泣いて……

鶴蝶

……お前か?

……春くん

……おいで

よろよろとふらつきながらも歩く

マイキー

説明しろ……下らねぇ事なら……考えろ

灰谷竜胆

……

ごめんね……春くん

三途春千夜

ひぐッ……ゆ……め

カチャ

マイキー

話せ

俺は頭に銃口を向けられ、重たい口を開いた

灰谷竜胆

三途に

「キスした」

…… みんな、何も言わなかった

そんな中、夢だけが口を開いた

……何で

何でそんな事するの?

いつも……竜胆君は勝手だよね

勝手に思った事すぐ言って、行動して

ほんと、身勝手だよ

それが皆を傷付けてるのに

あなただけ苦しまなくて……報われないよ

灰谷竜胆

……は?

俺だけが苦しまない?

どうしてだよ

俺は

灰谷竜胆

俺は、苦しんでしか無かったのに

え?

灰谷蘭

……竜胆……?

灰谷竜胆

俺な……三途の事好きだったんだよ

……え?

灰谷蘭

……は?

三途春千夜

……くそッ

灰谷竜胆

ずっとずっと好きだった

灰谷竜胆

でも、

灰谷竜胆

三途は、お前の事……夢の事好きだったから

止まらなかった

灰谷竜胆

諦めたフリして、我慢してた

灰谷竜胆

でも、

灰谷蘭

……でも?

灰谷竜胆

収まんなかった

灰谷竜胆

俺の中には収まんないほどアイツが好きで

灰谷竜胆

ずっとずっと溜めてた

灰谷蘭

……うん

兄貴はずっと優しく聞いてくれた

灰谷竜胆

なのに、何で俺はダメなんだ?

灰谷竜胆

いいよな、夢は

灰谷竜胆

皆お前の事気にかけてくれてさ

……

灰谷竜胆

人気者で、ホント……嫌いなお前に好きなやつが奪われる感覚……分かるか?

……そんなの

私が1番分かってるよ……

NEXT→♡100

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