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朔夜
こばやし さくや
男
24歳
遥の教育係
好物 / 紅茶、パスタ
嫌物 / 苦い物、ノンシュガーコーヒー
次の出世候補。 24という若さで一大プロジェクトを任されている。
遥
さくらい はるか
男
21歳
朔夜の部下
好物 / ハヤシライス、モンブラン
嫌物 / ガムシロップ、レモン
新人の中で最も優秀な人材 大抵朔夜の横に付いている。
遥
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
遥
遥
遥
そう言いながら、遥は朔夜にくっつくように近付く
朔夜
朔夜
目を細めて優しく笑う
そんな朔夜を見て、目を逸らし、 乱雑にポケットに手を突っ込む
遥
昼間の店内は空いていて、
レジ奥で若い女性が棚だしをしていた。
お弁当、おにぎりコーナーへ迷いなく行くと、 おにぎりを数個取った
遥
朔夜
朔夜
そういいながら受け取る
朔夜
遥
遥
遥
朔夜
遥
朔夜
遥
朔夜
遥
遥
遥
朔夜
朔夜
ミルクティーに手を伸ばそうとすると、 先に遥が取った
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
そういいながら自然と遥のカゴを取った
遥
朔夜
遥
朔夜
朔夜
朔夜
ニヤ…と微かに笑うとお菓子コーナーへ向かった
遥
遥
目を見開いたが、すぐに平静を装って、
否定した。
しかし、耳の赤さだけが、 遥の今の感情を隠さず伝えていた
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
そういいながら手に取り、
かごに入れた
遥
遥
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
そういうと、 「先に外で待ってろ」とでも言うかのように
足早にレジ方面へと向かった
会計をするんだと気付いた遥は、 すぐに追い付こうとする
しかし、朔夜の方が一枚上手だったようで、
既にスマホ決済を終えていた
遥
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
遥
遥
朔夜
遥
遥
遥
朔夜
朔夜
朔夜
遥
朔夜
朔夜
遥
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
遥
朔夜
遥
朔夜
困ったように笑って、
遥の口元に人差し指を立てる
朔夜
そういうと、 立ち尽くしている遥を他所に、
一人先にエントランスに入っていった
遥
自分の口に、 大好きな人の指が来たことに驚いていたが、
置いて行かれたことに頭を切り替え、
足早に追い付く
耳を真っ赤にしたまんま
遥
遥
遥
本人は気付いていないだろうが、
先程より足取りは軽く、顔も緩くなっていた。
エレベーター内は、遥にとってはキツイ時間だった。
朔夜の、柔軟剤と香水の混じった、 少し妖艶な匂いが
室内に充満するのだから。
遥の喉仏が微かに動く。
匂いフェチからすると、 鋭い刃のようなものだった。
到着の音が鳴った
その瞬間に半歩後ろへ引いたのは、 見事な自制心だった。
遥
遥
オフィスのフロアに出れば声色が切り替わる。
朔夜
そういいながら自分の席へと向かう
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
「お前ならできるだろう?」 に込められた期待を汲み取ったのか、
全ての書類に目を通す前に返事をした
遥
遥
その返事に満足したのか、少し微笑む
仕分けの速度は宣言通りだった。
数字の確認、誤字の洗い出し、コピー用のホチキス留め。
手際に無駄がない。
時折、向かいの朔夜をちらっと盗み見る癖は、 直らなかったが。
朔夜
朔夜は集中しているときに 不意に唇を触る癖があり、
赤字を入れたページの同じ行を三回なぞった。
集中している。しているはずだ。
文字を追っている。追っているはずなのに
視界の端で朔夜が唇を触るのが映るたび、 思考が明後日の方向に飛んだ。
ペン先に力が入りすぎて紙に穴が開きかけ、 慌てて手を止めた。
危なかった。何がとは言わないが色々と。
意識的に朔夜から目を外し天井を仰いだ。
三秒数えて、息を吐いてから作業に復帰する。 これを何回か繰り返した頃には残りのチェックが片付いていた。
遥
15分ほど過ぎた頃、人数はだいぶ減っていた。
定時を回り帰る者、残って雑談する者。 給湯室から誰かが淹れたコーヒーの残り香が漂っている。
その時、フロア内の電話にコールが掛かった
遥
遥
遥
電話口で相槌を打つ。
遥
遥
遥
遥
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
受話器が置かれる音がやけに大きく響いた。
企画変更。後日また、という言葉の重さ。
遥
先に選択を潰す
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
デスクに腰を預け、腕を組む
遥
遥
朔夜
遥
遥
遥
遥
朔夜
朔夜
遥
朔夜
朔夜
朔夜
遥
朔夜の提案を無視するように、 鞄から物を取り出した。
遥
何も間違った事はしていないとでも言うような顔で、 マフラーを渡す。
詰めれば「安かったから。」とでも言いそうだ。
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜は気付いていないだろうが、
このマフラー。遥とお揃いである。
微塵も気づいていない。
お揃いという概念が
この人には無いのかもしれない。
自分もマフラーを巻きながら考える
遥
エレベーターホールに響く足音。
夜の街に繰り出せば、もう少しこの距離が縮まるだろうか。