私には大好きなじいじが
「いる」
優香
優香
じいじ
じいじ
私はじいじとトランプで遊んだり
じいじ
じいじ
優香
優香
じいじ
じいじとプールや海に行ったり
じいじ
優香
優香
優香
バチャバチャ
じいじ
優香
じいじ
優香
じいじ
優香
みんな反対する中、私がじいじに手術する人になりたいって言ったら
A4の紙全部埋め尽くすほどの応援メッセージを書いてくれた。
優香
私にはじいじが
「いる」
ある日じいじは膵臓ガンにかかった。
膵臓ガンはガンの中で1番やっかいなガンだった。 手術も出来なかった。
じいじ
じいじ
優香
「死」を待つだけの日々
じいじ
優香
なのにじいじはいつも私が来ると嬉しそうに笑ってくれた。
それが嬉しくて私は毎日通った。
最初は元気でガンだとは思えなかった。
だけど1度嘔吐をしてからじいじは寝たきりだった。
私はまたじいじに会いに行った
でもじいじは寝ていた。
私が出ていこうとするとじいじが手を差し出してきた。
私はじいじの手を握った。
すると、じいじは今まで私に見せなかった涙を見せた。
そして静かに眠った。
私にはじいじが
「いた」
コメント
1件
いいお話しすぎる!