主
主
主
主
主
日帝は夢を見ていた。
少し前まで、ほとんど意識の無い中でぼんやりと、痛みや辛さを感じていた。
だがそのうち、それは溶けるように消えて行った。
夢とも呼べるような、走馬灯というには大袈裟なような。
それが、次第に形がはっきりと作られていくのを感じる。
日帝
日帝
日帝
日帝
意識が浮上してきて、自分が居るはずのない環境にあることに気が付く
日帝
日帝
日帝
先まで入ってきた毒物に悲鳴を上げていた体は、不思議なほどに軽い。
日帝
頬でふと風を感じる。
日帝
空
海
空
自分のことを「陸」と呼んでくれていたのはこの2人だけだった。
日帝はこの瞬間、あの頃の「陸」に戻れた気がした
海
空
日帝
この花畑は、空や海とよく来ていた所だ。
思い出した。 暖かな春と夏の狭間。
陸
空
海
空
陸
空
海
海
陸
空
陸
空
空
海
海
陸
空
空
空
陸
陸
陸
空
海
空と海が、ふいに丘の上を向いた
海
空
2人が丘の上へと駆け出した。
俺は動かなかった。
あの背中を追いたい、その気持ちをぐっとこらえて。
大きな風が吹いた。 立浪草を波のように揺らす、通り抜ける風。
それと同時に、2人の姿も揺らいで消えていった…
現実
あれからずっと、皆で交代で日帝のそばに居続けた。
今日で日帝がさらわれてから 7日目。
パラオ
パラオ
日帝
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
ガァァァンガラガラパリィィン
イタ王
ナチス
フィンランド
パラオの召し使い
パラオの召し使い
パラオ
パラオ
パラオ
パラオの召し使い
パラオの召し使い
パラオの召し使い
イタ王
ナチス
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
起きたい!
日帝
イタ王
パラオ
フィンランド
ナチス
日帝
日帝
パラオ
パラオ
パラオの召し使い
パラオの召し使い
日帝
日帝
日帝
パラオの召し使い
日帝
ナチス
ナチス
日帝
日帝
ナチス
ナチス
ナチス
日帝
イタ王
イタ王
パラオ
パラオの召し使い
日帝はふと窓際を見た
するとそこには
日帝
花瓶に挿された数輪の立浪草が風に揺れていた…
主
主
パラオ
イタ王
パラオ
イタ王
イタ王
パラオ
近くの花畑
パラオ
イタ王
パラオ
パラオ
パラオ
イタ王
パラオ
パラオ
イタ王
パラオ
パラオ
イタ王
パラオ
イタ王
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
25件
ハッピーエンド本当 いいですよね…泣
やばいめっちゃググッとくる!これだとBADENDめっちゃ泣けそう…
パラオが言ってたないちが立浪草が咲いたのを数えてるって言うのは空と海がいなくなってから何年、ってことなのかな、