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#ホークアイズ
なぽりたん🍝解読者
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なぽりたん🍝解読者
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meyun
3,400
私立星陵学園。 県内でも有数の進学校として知られるこの学校には、ある奇妙な噂があった。 放課後、誰もいないはずの放送室から声が聞こえる。 しかも、その声は決まって翌日の出来事を予言するのだという。 最初は単なる悪戯だと思われていた。 しかし、予言は三度続けて的中した。 そして四度目の放送が流れた翌日、一人の生徒が退学届を提出した。 学校側は事態を重く見て、NESTへ調査を依頼。 派遣されたのは── 序列31位。 "ダークレイヴン"
月詠朔夜
月詠朔夜は、手元の資料を閉じた。 窓の外には、薄曇りの空。 朝というだけで気分が沈むというのに、これから向かうのは学校だ。 しかも、よりによって人間が大量にいる。
夜白神月
隣に座る夜白神月が、穏やかに笑った。
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
向かい側では、星合夜宵が窓に頬杖をついていた。
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
夜宵が心底嫌そうに顔をしかめた。 神月はそんな二人を見比べ、小さく笑う。
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
星合夜宵
月詠朔夜
(着替え)
月詠朔夜
夜白神月
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
夜白神月
月詠朔夜
午前八時十五分。 星陵学園。 校門をくぐった瞬間、朔夜はわずかに眉を寄せた。 ──鈍色。 ──鈍色。 ──鈍色。 視界に入る生徒たちのほとんどが、濁った色をしていた。 心彩。 人間の心を色として捉える、朔夜の異能。 幼い頃、両親を親戚に殺されたあの日。 優しかったはずの人間が、実は嘘で塗り固められていたと知ったあの日。 彼の世界は色を持った。 大半の人間は鈍色。 そして、嘘をつく人間は黒く染まる。
夜白神月
神月の声に、朔夜は視線を戻した。
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
隣を歩く神月と、その少し後ろを歩く夜宵。 二人の色は、今も変わらず青だった。 諦めの色。 初めて出会ったときから、ずっと。
二年三組。 三人が教室へ入ると、担任教師が出迎えた。
担任
月詠朔夜
夜白神月
星合夜宵
担任
佐伯は穏やかに笑った。
担任
──黒。 朔夜の目に映った教師の色は、真っ黒だった。
月詠朔夜
担任
月詠朔夜
佐伯は相変わらず笑顔を浮かべていた。 なるほど。 この男は嘘をついている。 それか、作り笑顔ということか。 どちらにしろ、朔夜にとってはただの’’日常’’にすぎなかった。
席に着いて間もなく、一人の女子生徒が話しかけてきた。
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
月詠朔夜
夜白神月
星合夜宵
美咲は三人を順番に見て、楽しそうに笑った。
桐島美咲
星合夜宵
何故か夜宵が得意げに答える。
桐島美咲
親切な少女だった。 少なくとも、表面上は。 朔夜は彼女を見た。 ──青。
月詠朔夜
一瞬、目を見開く。 青色。 それは、諦めの色。 神月と夜宵と同じ色だった。
夜白神月
指文字で色?と聞いてくる神月に、朔夜は小さく頷いた。
月詠朔夜
朔夜は目を逸らした。 この少女は、一体何を諦めたのだろう。
昼休み。 三人は人の少ない空き教室に集まっていた。
夜白神月
神月が資料を広げる。
夜白神月
月詠朔夜
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
月詠朔夜
夜宵が資料を覗き込む。
月詠朔夜
朔夜が呟く。
夜白神月
星合夜宵
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
朔夜は資料を手に取った。
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
夜宵が眉を寄せる。
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
夜白神月
夜白神月
朔夜の指が止まった。
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
朔夜は資料を閉じた。 そっと瞼を閉じる。
月詠朔夜
放課後。 三人は校内を歩いていた。
星合夜宵
月詠朔夜
星合夜宵
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
月詠朔夜
夜白神月
星合夜宵
夜白神月
視線の先。 桐島美咲が、一人で廊下に立っていた。 彼女は三人に気づくと、少しだけ表情を曇らせた。
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
月詠朔夜
美咲は小さく頷いた。
桐島美咲
そして、何かを言いかけて、やめた。 朔夜は彼女を見つめる。 青い色が、僅かに揺れていた。
旧校舎の空き教室に逆戻り。 美咲は風のそよぐ窓際に立った。
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
星合夜宵
桐島美咲
夜白神月
神月が尋ねる。 美咲は俯いた。
桐島美咲
桐島美咲
月詠朔夜
細められた青い目は確かに冷たい。 美咲は肩を震わせ、口を開いた。
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
月詠朔夜
美咲が、微かに唇を噛む。 その瞳はそっと揺れていた。
桐島美咲
月詠朔夜
桐島美咲
沈黙が落ちる。 時計の針が時を刻む音が響く。
月詠朔夜
桐島美咲
夜白神月
美咲が小さく頷いた。
桐島美咲
朔夜は彼女を見た。 青。 その色は変わらない。 だが、一瞬。 少女の心が黒く染まった。
月詠朔夜
朔夜は、何も言わなかった。 その代わり、こう尋ねてみる。
月詠朔夜
美咲の表情が強張る。
桐島美咲
月詠朔夜
朔夜は窓の外へ視線を移した。
月詠朔夜
美咲は答えなかった。 その拳がぎゅ、と握り込まれたのを、朔夜の目が捉えていた。
なぽりたん
なぽりたん
なぽりたん
なぽりたん
コメント
1件
あおいです📚 第2話、とても好きな回でした。まず朔夜の“心彩”の設定がしっかり活きていて、担任の佐伯が真っ黒に見えた瞬間、背筋が冷えましたね…。あの笑顔の裏に何があるのか、気になって仕方ないです。それから桐島美咲の「青」が親友たちと同じ“諦め”の色ってところも、ただのクラスメートじゃない雰囲気がしてゾクゾクしました。彼女が一瞬だけ黒く染まった描写も印象的で、まだ何か隠してるんだろうな…。続きが気になる終わり方で、次話が待ち遠しいです🌷