その子は優しかった。こんな僕にも
その子は眩しかった。尊敬してた
その子と一緒にいると楽しかった
でも居なくなってしまった
消えてしまった
それでもその子のことはまだ大好き…
早く会いたい。話したい
だから今日も退屈な日々に目を向ける
大好きなその子に
ひめか
ひめか
ひめか
かん
かん
ひめか
約束した
《ずっと一緒にいる》って
《死なない》ってさ
数ヶ月後
その子は言った
かん
ひめか
君の誕生日。 君は悲しげに瞳を揺らした
かん
ひめか
慰められなかった
そんな自分を責め続けて
明日のことを考えた。
ひめか
嫌な予感がしてベッドから飛び上がった
すぐさま貴方に連絡した
かん
かん
かん
ひめか
知らなかった
貴方の心はこんなにも傷付いていたなんて
昨日まで明るかった世界も
今では真っ黒。
君の好きだった歌を歌って
君の好きだった本を読んで
君の好きだった花をお世話した。
もしかしたらって思って
君の帰りを待ったけど
帰ってこなかった
大人になった
今は仕事の帰り道。
ひめか
急に雨が降った。傘は持ってない
今の僕の気持ちのように
雨は止みそうになかった。
ひめか
ひめか
ひめか
ひめか
ひめか
ひめか
ある日メッセージがきた
かん
かん
かん
かん
貴方は生きてたみたい
でももういなくなっちゃんだって
そんなの許さない
絶対死なせない
ひめか
あと2日だけ、、
ひめか
実は同じ会社だったみたい。
親戚から友人から先輩から 虐められていたみたい。
ひめか
時には自分を責めたけど
彼女をしなさないためには
これは必要ないと思って
考えないようにした。
ひめか
ひめか
ひめか
名前違うけどね