TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私の人生

一覧ページ

「私の人生」のメインビジュアル

私の人生

7 - 再会

♥

131

2024年09月09日

シェアするシェアする
報告する

高専の医務室にて

硝子〜ただいま〜!

硝子

五条、遅すぎる__

硝子

…は???

え、えっとー…

ただいま?

硝子

結…なのか…?

うん、

硝子はくまが酷かった

硝子

……っ!

急に硝子が私のことを抱きしめる

う、

硝子

もう一生会えないんじゃないかって思ってたんだぞ…っ!

大きな体で私を少し強く抱きしめながらそう言う

…ごめん、

もう今度は急にいなくなったりしない

約束する

硝子

心配かけやがって…っ!

うん…っ

すると悟が突然割り込んでくる

感動の再会のとこ悪いんだけどー…

硝子、お客さん

悟が指を差した先には怪我人がいた

硝子

……チッ

え、今舌打ちした?

硝子

ったく…

硝子

まぁ、また後でじっくり話そう結

うん、またね硝子

硝子

私と悟はその場を後にした

ところで結

食べさせられてなかったってことは

お風呂も入ってないよね?

?うん

ほら、あそこの寮

結のだから

お風呂入れるよ

悟が私の手を引っ張りながら寮に連れて行く

僕はここで待ってるから

悟は指を差す

ほら、あそこ

お風呂行ってきな

分かった、

そうして私は何年ぶりかのお風呂に入る

あったかい…

何分か経って私はお風呂から出る

私は体を拭いて着替えようとする

そうだった着替えがない

私はタオルを体に巻いて悟のところに行く

悟、

んー?

悟が振り返ると

悟は私を見て固まる

ちょっと!

女の子が男の人に肌を見せるんじゃありません!

いや、着替えないんだけど

あ、そゆこと

悟はクローゼットをあさって服を取り出す

はい、これに着替えて

うん

私は悟から受け取った服に着替える

着替え終わったよ

じゃあ次は食べ物だね!

悟が私の手を優しく握る

ついてきて

私は悟の手をぎゅっと握り返す

ここは…

辿り着いた場所はカフェだった

何でも頼んでいいよ

僕の奢りだから

私はその言葉を聞いた瞬間

瞬時に注文する

店員

何かお決まりでしょうか

ここからここまで全部

店員

!?か、かしこまりました

悟は私の方を向いて上目遣いをしてきた

もうちょっと減らしても…

悟の奢りなんでしょ?

えぇっ

注文が次々とテーブルの上に出されていく

私はいちごパフェを一口食べる

!!美味しい

よかった

悟はどこか無理をしていそうな笑顔で私をみつめる

…悟、何かあった?

…!

………

…いや、聞かなかったことにして

………

…悟も食べる?

どうしたの急に

流石に可哀想だなーと

結…✨

んじゃ、遠慮なく

悟は食べかけのいちごパフェを一口食べる

ん、美味しいね。甘い

そう言いながら急に悟の顔が近づいてくる

私と悟の唇が合わさった

結の方が甘いけどね

彼は悪戯っぽく笑いながら私の頬をツンツンしてくる

そういうとこは昔のまんまなんだね…

と、言いつつも

自分の顔が赤くなっていないか心配だった

というか普通にそれセクハラだよ

えっ…

そして一通り食べ終わり、カフェを出る

ふー、満腹

だね

そんなことを言いながら高専へと戻る

そういえば結って…

高専また入学したい?

その言葉に私は呆れる

私の寮がある時点で入学するでしょ…

さっすが結

私は軽くため息をつく

てことで結は後3、4年後くらいに入学してもらうから!

あ、ちなみに結のこと上の連中に報告してないから…

バレたら多分死刑☆

…は?

じゃあどうやって入学すんの?

それはね__

ハァ!?

男装!?

そうそう、

結には男装してもらいまーす!

…一応聞くけど拒否権は?

ない(即

だよねー

ちなみにー…

今、結は小3

え、小3!?

私は自分の年を知らなかったため、驚く

…そんな時間が経っていたのか

まぁ、月日がそれなりに経ってる訳だしー…

私は直ぐ様察した

……まさか、

僕と一緒に任務行こっか!!

思った通りの答えにまた、一つため息を軽くつく

だと思ったよ…

……

…悟、私の言いたい事分かる?(圧

ハイ…

その任務とは

一級呪霊の任務だった

小3の少女に一級やらせる馬鹿がいるか!?

普通最初はザコ呪霊でしょ!?

僕の任務こういうのしかなくてね

まぁ、死にそうになったら助けるから…がんば!!

えぇ…っ

結、帳降ろせる?

さっきから小3にやらせる事じゃない!!

まぁまぁ、練習だと思ってさ、ね?

私は軽いため息をつく

はぁ…

仕方ないなぁ…

"闇より出て闇より黒く"

"その穢れを禊ぎ祓え"

すると、だんだん夜になっていく

さっすが結!

小3の体で結界術使えるなんて!

凄いね!

…ま、僕の彼女だし当たり前か

真っ黒なサングラス越しでも

分かる

私には、分かる

凄い恥ずかしい事を言っているのに

悟は真顔だ

……え、小3の少女に何言ってんの?

引くわ…

酷くない!?

そんな事を言いながら奥へと進んでいく

……居るね

気をつけてね〜

そんな事を言っている間に呪霊が出てくる

私は呪力を集中させる

おっ、いけた

すると手元に特級呪具遊雲が出てくる

…よし、

私は遊雲を回しながら呪霊の攻撃を避ける

ふんっ!

私は思いっ切り呪霊に当てる

すると見事に一級呪霊は吹き飛ぶ

小3が一級呪霊吹き飛ばすとか初めて見たよ

悟は余裕そうに拍手をしていた

…そろそろ終わらすか、

私は呪力を喉に溜める

!!、その模様まさか!

私は舌を出してこう言う

"爆ぜろ"

すると呪霊は爆発する

わー、跡形もない

呪霊の気配もなくなり、帳も降りる

私は喉に溜めていた呪力を全身に還す

喉、痛…

口の模様も消えてる…

凄いね結、呪言を使いこなすなんて

結の術式って何でもできちゃうよね〜

何でもって訳じゃないよ

でも、生まれ変わっても術式がこれなのは感謝してる

だけど使いすぎるとそれだけデメリットもあるみたい

黒髪だからか__

私はフラッとして倒れそうになる

悟はそこをキャッチしてお姫様抱っこする

…駄目だよ無理しちゃ

あぁー…ごめん、

分かればよろしい

私はお姫様抱っこされながら運ばれる

医務室にて

硝子

……結?

あ、あははは…ごめん、(笑)

硝子

無茶はするなよ、全く…

そう言いながらも反転術式で治してくれる

ありがとね、硝子

硝子

できれば怪我をしてここに来ないでくれ…

疲れ切った顔の硝子

……

皆大変なんだ…

すると突然医務室の扉が勢いよく開く

???

姉さん!!

……え、

硝子

あぁ、言い忘れてたけど

硝子

弟さんにも言っといたからな

硝子

可哀想だし

光…?

Next⇒♡100

この作品はいかがでしたか?

131

コメント

2

ユーザー

小3?!強すぎでしょ、さすが結ちゃん! 続き楽しみ!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚