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私は
男の人を好きになれない
そのため
凛
散々言われた
ハグとかデートとか
チューだって
女の人としたい
誰も周りの人は
分かってくれなかった
自分の性別もよくわからないけど
女の子として生まれたから
「女」と言っていただけ。
それだけなのに
とか
と言うのは
おかしいと思う
誰にも分かってもらえないから
お菓子作りを学ぶために
製菓の専門学校に入学した
凛
でも…
腕は中々上達しない
だって
無理矢理女として生きるために
選んだ道だから
そして私の他にも
無理矢理女の子として
生きている人がいた
陽菜
その子も私と同じように
嫌がらせを受けていた
私はその子が
大好き
ある日
その子から
陽菜
陽菜
陽菜
私はもちろん
凛
凛
これからも
私達のことは
分かってもらえないと思う
でも…
私達は
自分らしく生きたい
他人に口出しされようと
「私」のたった1度の
儚く大切な
人生だから