れいしゃ
れいしゃ
・青水要素 ・水赤要素 ・青桃要素 ・関係操作 この小説には 上記の内容が含まれています。 苦手な方や地雷さんは 閲覧を控えてください。 また、 当小説は桃赤様の奇病パロ(嘔吐中枢花被性疾患)となります。 そちらも苦手な方はここで小説を閉じてください こちらの小説は 完全なるフィクションであり、 実際に起こった出来事や本人様、 また、関係者様には一切関係ありません。
ほとけ
ピコンッ、ピコンッ
ほとけ
ピコンッ、
ほとけ
ほとけ
枕元にあるスマホの通知音に、 早朝から叩き起こされ 少し怒りを覚えたころ。
時刻は四時三十分。 通知の数は約十五件ほど。
なにか事件でもあったのかと、 慌てて画面に目をやると
ほとけ
ほとけ
早朝からよく分からない会話を繰り広げるメンバー。
赤組にいたっては 起床時間がとんでもない。 二人揃ってどんな生活をしているのか。
ほとけ
「みんなのせいで起きた」
と、一言送ったが最後。
「お前の眠り浅いだけやろバーカ」
「おつ」
「お、早起きええやん」
「おはよ、珍しいね」
「たまにはいいんじゃない?」
ほとけ
ほとけ
全員が、 「みんなのせいで」 という部分を否定。
分かってはいたけど、 いざその通りに返事が返ってくるとおもしろい。
ほとけ
この少しのやりとりで、 ぼくはすっかり目が覚めていた。
ベッドから立ち上がり、 朝食を食べようとキッチンへ向かう。 何を食べるか決めながら ワクワクするこの瞬間が、 けっこう好きだったりもする。
今日は何を食べよう。 いつも通り、パンでも食べようか。 それとも今日はフルーツにしようか。
毎日は、 同じようで違うから、って。 聞いたことあるような、 そうでもないような。
ほとけ
ほとけ
ほとけ
目の前に並ぶ朝ごはん。 ぼくだって、 このくらいなら作れる。
ほとけ
店に出せる...、 っていうのは虚言だけれど、 それなりには美味しかった。
ほとけ
どうせなら毎日気分を変えようって、 最近は毎日別にものを作っていた。 けど、こんなに美味しいのだ。 明日もこれにしたってきっと飽きない。
明日は、 平凡な日かもしれないな。
ピコンッ
ほとけ
一口、白米を口に運ぼうとしたとき、 ぼくのスマホがなった。
相手は、 りうちゃんだった。
「明日一緒にでかけない?」
ほとけ
「二人で?珍しいねー!行こ!!」
最近はずっとぼくから誘っていたし、 ずっと、忙しいからと断られていた。
そんなりうちゃんからの誘いが、 嬉しくないはずもなく。
ぼくは、上機嫌でメッセージを返した。
「じゃあ、明日また時間とか送る。ありがとう。」
「こちらこそー!誘ってくれてありがとう!💞」
ほとけ
浮かれすぎか、とも思うけど。 テンションが低い方が、ぼくは不自然かな、とも思う。
いつも通りで、いいんだ。
ほとけ
ぼくは再び、 朝ごはんを食べ始めた。
If
太陽が鬱陶しいほどに輝き始める午前四時十五分。
俺は、みんなのメッセージを見て楽しんでいた。
「俺は別に老人ちゃうねん」
アニキの一言から、 六人...。いや、五人のうるさいやりとりが流れていく。
一番うるさい彼は、 爆睡真っ只中だろう。
「アニキはあれだね、まだギリお兄さん枠。」
「は?ギリってなんや」
「なんでもなーい」
「うわ、りうちゃんめっちゃ煽るやん...」
If
最年少からの下手くそなフォローから始まり、次々とメッセージが流れていく。
こんな光景は、 もはや見飽きたものだ。
「りうら、ふぉろーへたくそ」
俺の一言により、 どうやら短気な彼は怒ってしまったようで
「は、フォローしただけマシだし。ないくんはフォローすらしてないし」
「おれ!?」
If
最年少のよく分からない弁解。 思い切り飛び火したリーダー。
コイツらはアホか、と。 そうやって画面の前でけたけたと笑う時間が好きだ。
If
「みんなのせいで起きた」
どうやら、寝坊助も起きたらしい。
「お前の眠り浅いだけやろバーカ」
ちなみに、俺はコイツの眠りが浅いだなんて微塵も思ってもいない。 むしろ深すぎて苦労している。
「おつ」
「お、早起きええやん」
「おはよ、珍しいね」
「たまにはいいんじゃない?」
If
次々とメンバーから責められる彼。 きっと気にしてなんていないだろうけど。
そして、 このやりとりを境にいつの間にかトークは終了していて。
なにをしようかと、 暇を持て余していると
ピコンッ
スマホがなった。
「まろー、明日まろの家行っていい?」
If
リーダーである、ないこからのメッセージ。
彼から個人でメッセージがくることは滅多にない。
「おれやらかした??」
「違うよw普通にプライベートで遊ぶだけw」
If
なにか俺がミスを犯したのかと不安になったが、どうやらただの遊びの誘いだったらしい。
それにしたって珍しい。 彼も俺も忙しいし、 なにより二人だけで遊ぶなんて何年ぶりだろうか。
「とりあえず詳細は後で送るね」
「いふまろ がスタンプを送信しました」
If
スマホを雑に放り投げ、 仰向けで寝転がる。
If
If
冷房のついていない部屋は、 とにかく蒸し暑くてしかたがなかった。
最近はずっとこの調子だ。
If
If
寝起きの重たい腰を持ち上げ、 今日という日がスタートした。
れいしゃ
れいしゃ
れいしゃ
コメント
3件
更新ありがとうございます。メンバーさんの会話がマジでありそうで好きです。急に飛び火くらう桃さんが好きです。次回楽しみにのんびり待機してます