昔 、 昔のお話
ある一人の少女が街を歩いていました
〈 プロフィール 〉
白雪 七夏 / シロセツ ナノカ ???? / 4.6 ” 林檎が好き
白雪
その女の子は15歳でした
街をひとりで歩いていると
あるお婆さんが声をかけてくれました
お婆さん
とっても優しそうなお婆さんでした
白雪
お婆さん
おばあさんは優しいひとでした
お婆さん
その少女はお婆さんの家に着いていく事にしました
お婆さん
お婆さんの家はとても綺麗でした
そこには少女の大好きな林檎がありました
白雪
お婆さん
少女が小さく頷くとお婆さんは皮を向き始めました
そして、向き終わると少女の目の前に置いて
お婆さん
そう言いました
そして少女はお婆さんに向かって一言
白雪
お婆さん
お婆さんは目を見開いて少女を見ました
お婆さん
お婆さんがそう優しく微笑んだ後少女は貪る様に食べました
その後は、お腹いっぱいになって寝てしまいました
女の子は夢を見ました
素敵な王子様が現れて、女の子にキスをする夢
そう、御伽噺に出てくる " 白雪姫 " の物語
そんな物語、正に夢みたいですね
白雪
女の子は朝早くに起きました
そして、お婆さんに置き手紙を残して
静かにお婆さんの家を去りました
女の子は神社に来ました
二回拍手をして、一例、鈴を鳴らす
そして願い事を
白雪
そんな願い事をして少女は神社から離れていきました
女の子は再び街を歩きました
大分前、お母さんが買ってくれた服を着て
街ゆく人に見られても歩き続けました
声をかけられても、歩き続けました
お母さんに会いに行くために歩いていたら
歩き疲れて倒れてしまいました
白雪
気がつくとそこは夢で見た所と同じ場所でした
王子様が白雪姫にキスをした場所
白雪
白雪姫は誰よりも可愛い人でした
最終的には王子様や小人、仲間がいました
そんな白雪姫にお母さんはなって欲しいと少女に思っていました
けれど、女の子は白雪姫がキライでした
シラユキ お母さんから名前を呼ばれる時も、白雪
折角付けてくれた七夏という名前も呼ばれたことはなく
全て白雪姫に奪われた様な気分でした
少女を全て奪う白雪姫がキライでした
でも、少女は白雪姫が好きでした
だから白雪姫の何もかもを真似っ子した
髪型、カチューシャ、性格、服装
そして、死に方まで
白雪
愛情いっぱいくれるよね
王子様も、仲間も、できるよね
だって
全部全部、白雪姫の真似っ子したもん
あの後、女の子がどうなったか、 この物語がフィクションなのか
それはまだまだ、先に続く御噺
〜 御伽噺に林檎を添ゑて 〜
コメント
1件
思うように書けなかった駄作定期 物語自体に結構こったんだけど 解説って重要ありますか??😺 こういう小説は考察コメが一番嬉しい