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えっと…ここには

二子

はい

二子

國神 錬介が居ます

俺らは國神がいると言う学校の前まで来ていた

今日は休日、1番遠くの学校に行こうという話になったのだ

國神…サッカーしてっかな…

うろうろと校門の周りを移動する

正直言うと、國神にサッカーをしていて欲しいと心から願ってはいない

サッカーするやつなら強い奴の方が好きだけど

今世はもうあんなサッカーに囚われた國神ではなく

楽しく暮らしてる國神の方が見ていたいと思っているからだ

古い記憶から引っ張り出さなければいけないぐらい遠くに感じる

あの人当たりの良いヒーローで居て欲しいと、どことなく願っている自分がいる

二子

潔くん、じっとして下さい

二子

邪魔です

ぅえっ、

ご、ごめん…

真剣に國神を探している二子に怒られてしまった

俺も真剣に探してるんだけどな…

少しムスッとしていると

いきなりポンッと肩を叩かれた

俺はびっくりして振り返る

千切

ふはっ、驚いて振り向く顔全く同じだな

そこには俺の顔を見てくすくす笑う千切が居た

千切…!

二子

え、千切 豹馬!?

俺の声を聞いた二子がびっくりしながら振り返る

千切

案外早く会えたな

ははっ、そーだな!

嬉しそうに笑う千切につられて俺も笑う

千切

んで、今度はここのサッカー部の偵察?

そうそう

千切

熱心だな〜

そういう千切はなんでココに?

千切

あ〜、幼なじみに会う約束しててよ

千切

久しぶりに休み被ったから遊ぼーぜって

へぇ〜

千切

せっかくだし、お前らも会ってみる?

え、いいよ、俺偵察あるし…

千切

ついでにソイツに案内してもらえればいいだろ?

國神に会ってサッカー部のことを教えてもらおうと思っていたので

予想外の展開に二子に助けを求めるような視線を向けて小声で話しかけた

んぇ…二子どうする?

二子

…会いましょう、

少し考えたあと、二子はそう答える

えぇっ、いいのかよ?

と思いながら千切の提案を受け入れた

 

千切

お、来た来た

数分もしないうちに千切の幼なじみは此方に来た

千切はソイツに手を振って場所を伝える

その手を振る相手は見覚えのあるアイツだった

…!!

二子

やっぱり、僕の予想はあってましたね

ふふん、と誇らしげにする二子と驚く俺の目線の先には

今回の目的である、國神 錬介 が居た

國神

千切、久しぶり…ってそいつらは?

駆け寄ってきた國神は俺らの方を向き首を傾げる

嗚呼、よかった。会った頃と変わらない國神だ。

千切

こいつらのこと話しただろ?

千切

俺のオキニの潔とその友達の二子

國神

あ〜、この2人が、

國神

よろしくな、潔、二子

軽くお辞儀をする國神に対して、俺と二子も慌ててお辞儀をする

どうやら千切は俺らの事を國神に話してたらしい

國神

俺は國神 錬介

國神

千切 豹馬の友達って覚えてくれ

よろしくな、國神!

二子

よろしくお願いします

千切

國神、コイツらサッカー部の偵察に来たんだと

國神

じゃあ案内してやるよ

あっさりと受け入れ

その上案内まですると言う國神に少し俺と二子は驚きながらも、お願いした

案内してもらってる途中、二子が口を開いた

二子

あの、良かったんですか?

二子

2人で遊ぶ予定だったんでしょう?

千切

あー、全然決まってなかったから別に問題ねぇよ

千切が 気にすんな と言わんばかりに笑う

続けて國神も

國神

そーそー

國神

それに千切が一目惚れしたっていう潔について知りたいしな

と、揶揄うように笑いながら述べる

千切

一目惚れじゃねぇし、話して気に入ったんだよ

二子

潔くん、罪な男ですね…

いや!?そう意味じゃねぇだろ!?

千切

え〜〜?潔くん俺の恋心奪っといてひどぉいw

ふざけるのも大概にしろ〜!!!

千切

ハハッ、すまんかったってw

冗談で揶揄う千切に俺は心の底から怒っていないが、

怒ったふりをして千切にそう言う

千切は軽く謝りながらケラケラと笑う

少し落ち着くと、千切は穏やかな様子で話し始めた

千切

ただまあ、気に入ったってのはホント

千切

お前らと國神にだけだからな、

千切

サッカーのこと理由話したの

え、まじ、そんな気に入ってくれてたの、俺らのこと

思っていたより、千切が俺らに興味を示してくれていて、嬉しくなる

國神

俺も聞いた時は驚いた

國神

メールで「めっちゃ気を許しちまう奴に会った」

國神

「ソイツらにサッカーの事話した」って送られてきたもんだから

俺と二子の顔を交互に國神が見る

國神

これからも千切と仲良くしてやってくれ

國神

俺は遠いから頻繁に会えなくてよ

まるで保護者の様なことを言うから

俺と二子はついつい笑ってしまった

世間話をしていると、いつの間にかサッカー場に着いていた。

俺と二子はメモを取りながら相手の様子を観察する

俺と二子の空間認識能力や観察眼は衰えておらず、相手を事細かに観察する

その様子を見た千切と國神が驚いたように目を丸めていた

 

 

 

偵察を終えると、千切が興奮した様子で話しかけてきた

千切

お前らスゲェな!

千切

俺も一応サッカーの知識あるつもりだったけど

千切

全くもって気付かない事ばっかりだった!

続けて千切は

千切

お前らほんとにサッカーが好きなのか疑問だったけど

千切

ほんとに好きだったんだな

と言った、

またドキッとする

どうして千切はそう思ったのだろうか…

すると二子が自分の気持ちを代弁するように問う

二子

どうしてそう思ったんですか?

千切

え、どうしてって…

千切

お前らも、俺と同じ気がしたんだ

同じ…

『サッカーボールに触ると俺じゃない俺が出てくるんだ』

前会った時の千切の言葉

確かにそうなのかもしれない

そんな事を考えて黙ると

皆も黙ってしまい少し気まずい雰囲気になった

その空気を断ち切ったのは國神だった

國神

また気が向いたからでいいからよ

國神

俺のバスケも分析してくれねぇか?

バスケ…?

どうやら今世の國神はバスケをしているようだ

少し悲しいような、安心したような

もちろん!今度、バスケ見せてくれ!

國神

おう

國神とそう約束して、俺らはサッカー場を後にした

千切

え〜、一緒に遊ぼーぜ潔〜

すまん、そろそろ帰らないと夜遅く家着く事になっちまう…!

千切

え〜〜〜、

少し日が傾いてきた頃

千切は泊まりで此方に遊びに来ていたようで、まだ遊ぼうと言ってきたが

俺と二子は日帰りのつもりだったので

泊まりで遊ぼうと言う千切の提案を断って帰ることにした。

ブーブーと拗ね気味の千切をなだめながら、國神が手を振る

俺と二子も手を振って千切と國神がいる場所から去っていった

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