羊の顔してオオカミ執事

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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 　１話完結型を 　思いつくまま不定期更新

■羊の顔してオオカミ執事(Ｒ)■ 　エル(執事)✕うさぎ(御令息)

〈 言葉の媚 薬 〉

兎「キス、するとき、眼鏡はずしてよ···」

そう言うと、いつもだったら眼鏡を外して手袋も外して。 それからまたキスしてボタンを外して。

でも今日のエルくんは、 Ｌ「ではぼっちゃま外してくださいますか？」

そんな気分のときもあるかなぁと思いつつそっと手を伸ばして眼鏡を外すと、

Ｌ「手袋も外してください···ちゃんと愛撫されたいでしょう？」

手袋のまま指先を俺の口にくわえさせると、 スルリと手を引き抜いた。

そう、今日のエルくんはそんな気分だったんです。

＊＊＊＊＊＊

兎「ねえもう、指じゃなくて···」 Ｌ「指やなくて？どうして欲しいんですか？」

兎「わ、わかるだろ！」 Ｌ「わかりますよ、でも言うて下さい」 兎「うう～」

Ｌ「言うまで眺めとるだけのことです」 兎「そんなぁ、」

Ｌ「ほらここ、こんなに欲しがっとりますよ？」 兎「い、いじわる～！」 Ｌ「意地悪やありません、快楽を増幅させるプレイです」

兎「う···　お、お願い、ここに、」 Ｌ「こことは」 兎「···っ」

Ｌ「ほらここ、なんていうんです？」 兎「あ、あ、あなるに、エルくんのっ」

Ｌ「私の？なんです？」 兎「っ、その···お、おっきい、のを///」

Ｌ「どうしてほしいんですか？」

兎「ぁ···　入れてほし、です///」

Ｌ「ふふ、物欲しげにひくつかせて可愛えですね」 兎「ん、ひ、///」

Ｌ「先っぽはいやらしいヨダレ垂らして、未成年のくせに淫乱な···ぐぽぐぽ犯してほしくて仕方あらへんのですか？」 兎「あ、あぁ！///」

　びゅくびゅくっ

Ｌ「おやおや、言葉だけでイってもうたんですか」 兎「はぁ、はぁ···///」

Ｌ「ほな挿入しますよ」 兎「え、ちょ、今イったばっか！」 Ｌ「知っとりますよ？やらしい汁が先っぽから飛び出したの見てましたから」

兎「あう···///　じゃ、じゃあ少し休ませてっ」 Ｌ「ご冗談を、私はまだイっとりません」 兎「え、だってぇ〜」

Ｌ「私ももう余裕あらへんのです···　ん、くっ、」 　ぐぐっ 兎「まって、あっああっ！」 　ずぷんっ

Ｌ「坊ちゃまだけ気持ちよぉなって···ちゃんと私のことも気持ちよぉしてください」 　ずちゅずちゅ 兎「あ、あ、いき、なり、はげしっ！」

Ｌ「ぼっちゃまココお好きでしょう？」 　ぐぷっごりっ 兎「ひっあ、あっ」

Ｌ「ほらもうびんびんに堅くして、どれだけいやらしいんですか」 兎「そっそんな、んぁ、そこ、あッ！」 Ｌ「はぁ···坊ちゃま、あなた最高です///」

兎「んん、エルくんだってっ」 Ｌ「なんです？」

兎「こんなときくらい···名前で、呼んでよっ///」

Ｌ「愛してますよ、私の可愛えうさぎ」 兎「あっあっ///」

　ずこ ずこ ずこッ 兎「あぁ、ま、またイっちゃうう～///」

Ｌ「ほんまに、まだ高校生のくせにいやらしいですねぇ？···ほらイきなさい、うさぎっ」 兎「あ、ぁう、あぁぁぁんっ！」

＊＊＊＊＊＊

Ｌ「快楽の為とはいえ、だいぶいじめてもうて···」 兎「ぐす、うう～」

やだ、もぉやだ。 なんでこんな、

Ｌ「坊ちゃま？」 兎「もぉなんで···」

なんでこんな、こんなことが、　

こんなに気持ちイイんだよぉ～。

Ｌ「二回のうち一回は言葉だけでイってしまいましたね」 兎「い、言わないでっ///」 Ｌ「ほんま気持ちよかったんですね···ふふっ」

うう、俺って苛められて感じちゃうような、 そんなお下品な人間だったなんて。

兎「情けないよぉ〜ぐすっ」

そんな俺の目尻の涙を指でそっと拭って、 Ｌ「でもそぉいう坊ちゃまも全て愛おしくて仕方あらへんのですよ」

なんて言っておでこに優しくキスをしてくれるから。

兎「うう···ふぇえん」 もう、思わず泣いちゃう。

Ｌ「すぐ泣いてまうところも」 兎「エルくんが泣かすんじゃないか～！」

Ｌ「坊ちゃまがすぐ泣くんですよ···」 兎「あ、耳舐めながら、言うのダメ···ぁんっ、///」

Ｌ「っ···///　はぁ···困りました、可愛えから熱が治まりません///」 兎「んぇ？」

Ｌ「純情で可愛いくて、そのくせとびきりいやらしい、私だけのうさぎ」 兎「エルくんってば〜///」

Ｌ「今度はいじわる言わんで愛して差し上げますから」 兎「う、うん、」

Ｌ「世界で一番可愛えうさぎ···大好きです全て愛してますうさぎは私だけのもの」 兎「へぁ？」

Ｌ「花より愛らしくて蜜より甘くて、まだ咲かぬつぼみのように純粋で快楽に喘ぐ声は天使の歌声よりも尊く私をとりこにしてやまない神の傑作たる愛しいうさぎ」 兎「やめてェ～！///」

こ、これもじゅーぶん言葉責め···！

END