☆ お願い ☆ 通報、転載、パクリ どうか しないでください··· ここだけで楽しんでネ! ╰(*´︶`*)╯
★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 1話完結型を 思いつくまま不定期更新
■羊の顔してオオカミ執事(R)■ エル(執事)✕うさぎ(御令息)
〈 あなたを奏でる 〉
兎「はぁ~···」 L「天使の吐息と聞きまごうようなため息、坊ちゃまどうなさいました?」
兎「期末考査の結果が出たんだけど···」 L「おや、不本意な結果の科目がございましたか」
兎「まあ主要科目はそれなりだったんだけど、あの、···まぁいいや」 L「選択科目ですね?」
兎「え、すぐ解っちゃうのスゴイ!」 L「ほぼ答えを言っとるようなものでしたよ」 兎「あれ?」
L「選択科目は音楽ですね」 兎「うん···」
L「今回はピアノのアルペジオやった思いますが」 兎「うん···」
L「ピアノは坊ちゃま得意のはずでは」
兎「だ、だ、だって、」 L「どもるの可愛いらしゅうございますね」
兎「だって、あんな···あんな教え方、するからっっ///」 L「と申しますと?」 兎「あーもう、とぼけちゃって!」
L「指の運びから間の取り方までわたくしが手取り足取り教えて差し上げましたものを」 兎「···そういう、技術の話じゃ、ないじゃん///」
L「ほなメンタル面での話で」 兎「そゆこと!」
L「本番で緊張せんようにという極限状態での練習のどこに落ち度があった言うんでしょうか」
兎「それ!それがまずかったんだよっ!」 L「さて解りませんね」 兎「わぁ白々しい~!」
L「あのくらいの練習をしとったならば、先生の前で演奏する程度の緊張など取るに足らんはずですが」 兎「うう、それを思い出しちゃって弾けなくなっちゃったんだってば~///」
L「ははあ、うなじと耳を舐められ内ももを撫でられ、更に乳首を苛められながらもミスをせず完奏するというあの練習を」 兎「そう!その練習!」
L「そうですか、思い出してミスをするなんて可愛らしゅうございますね」
兎「う··· だってさぁ」 L「なんでしょう」
兎「だって結局あの後、い、挿れちゃったじゃんよっ///」
L「ぼっちゃまの出来がよろしくて、ついハードルを上げてしまいました」 兎「え、あくまでも練習だったんだ?」
L「演奏に差し障りない体勢を考慮して後背位にしましたが、ぼっちゃま手が止まってしまいましたよね」 兎「挿れたまま弾けないからー!」
L「なるほど···記憶が羞恥を呼び起こす事も考慮すべきやったと」 兎「耳まで赤くしてどうしたのとか言われちゃうし〜///」
L「大切なテストに於いてフラッシュバックに至る行為に及んだことにつきましては、わたくしの不徳の限りでございます···申し訳ありません」
兎「もぉ~この次はそういうのナシで教えてよね」 L「わたくしまたお教えして宜しいんですか?」
兎「だってエルくん、ピアノすっごく上手いんだもん」 L「ぼっちゃま···!」
兎「エルくんの弾くピアノ大好き、ドビュッシーとか最高だもん!今度ラヴェルも聴かせてほしいな」
L「はぁぁ···その可憐で清らかな容姿に伴う寛大で優しさに満ちたお心、わたくしやはり生涯かけて坊ちゃまに尽くして参ります」
兎「何だよ大げさだなーアハハッ」 L「いいえ嘘偽りなく心の底から思うとることでございます」
兎「ねぇねぇせっかくだからちょっと弾いてよ」 L「今でございますか?」 兎「そ、今のエルくんの気分でなにか」
L「うーん」 兎「どしたの?」
L「ピアノなんかより、私が得意としますのは坊ちゃまを美しく奏でることですので」 兎「へぁ?」
L「誰よりも巧みにその愛らしいお顔を快楽で染め、可憐な声を艶で彩ることを最も得意としておりますゆえに」 兎「ちょ、···エルくん?///」
L「改めてぼっちゃまの魅力に射抜かれた今の気分としましては、ピアノよりも···」 兎「そっそうじゃなく、んゃ!まままって、まっ、···ふ、ぁ///」
L「そう···もっともっと聴かせてください」 兎「んんっ、エルくんのばかぁ···///」
END きれいな指で美しい旋律を織り成す…楽器を奏でるってなんてセクシー(*´Д`*)
コメント
6件
エル執事が兎お坊ちゃんの体を奏でる光景を想像出来てしまう私は末期←今さら