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シャブシャブ

刑務所の
つめ切りについて

シャブシャブ

どの施設も運動時間に行う

シャブシャブ

運動場使用の運動時間ではなく

シャブシャブ

工場内運動の時につめを切る

シャブシャブ

刑務所ではつめ切りは
刃物とみなされている

シャブシャブ

つめ切りは
工場の担当が保管していて

シャブシャブ

使用する時だけ
つめ切りを出してくれる

シャブシャブ

カミソリと同じで
使用する前に
刃の部分と研磨する部分を
担当に見せて確認してもらう

シャブシャブ

切る時は
担当に見える範囲の所で
つめ切りを
行わなければならない

シャブシャブ

つめ切りを
担当に返すときに

もしも刃が欠けていたら
大問題に発展する

シャブシャブ

その欠片が見つかるまで探し
出て来なければ

工場にいる
受刑者全員が検身をうける

刃が欠けていたら
武器製造、凶器隠匿で懲罰や

シャブシャブ

モタ工場はジジイばかり

娑婆に居る時に
何年もつめを切って
いない奴が多い

爪の先が丸まって下がって
まるであれだな

ワシ、鷹、ふくろう
猛禽類の爪みたいになっている

工場内はふくろうジジイが
いっぱい生息してるわ

シャブシャブ

このふくろうジジイ達の
つめは普通のつめ切りでは
とても切れない

シャブシャブ

その場合は
医務診察の際に理由を伝え

鷹やフクロウなどの
猛禽類が使うような
ニッパを借りる事ができる

シャブシャブ

基本、規則では
つめは伸ばしてはいけない

シャブシャブ

よく小指だけ
鼻くそや耳くそを
ほじるのに便利なので
延ばしている奴がいるが

シャブシャブ

これも2度目までは
注意で済むが

3度めからは
担当指示違反で
取調べを受け懲罰となる

シャブシャブ

モタ工場では
もう自分でつめを
切る事が出来ない奴も多く

シャブシャブ

その場合は
衛生係の俺が切ってやるが

シャブシャブ

ふくろうジジイ達は
つめを切ろうとしても

暴れてパニクるし
猛禽類そのもの

シャブシャブ

認知症のふくろうジジイは
自分が刑務所にいることすら
理解してない

シャブシャブ

まして自分が何の罪で
刑務所に来たのか
罪状すら覚えていない

シャブシャブ

しかし
飯を食べた事は忘れるのに

昔の良かった記憶だけは
頭の中に残ってて

つめ切をしようとすると

自分が風俗店の待合室に
いると勘違いしてる奴が
少なからずでてくる

シャブシャブ

爪を切ろうとすると
ふくろうジジイ達は
急にマジ怒る

シャブシャブ

マンコ触らんから切る必要なし

シャブシャブ

アソコ の中に
指を挿れないから
切る必要なし

シャブシャブ

アソコの入口に
指を当てるだけや
だから切る必要なし

シャブシャブ

それとは逆に
風俗嬢が俺のつめで
痛がったり出血すると

プレイ中止になるし
指入れも不可になるから

つめ切じゃなくて
ヤスリで削ってくれって
注文をだしてくる奴もいるわ

シャブシャブ

数年もの間
切ってないつめは

もうつめではない
つめが丸まって
分厚い塊になってる

色も黄色で
なんとか切るのだが
とにかく臭い

シャブシャブ 獄中自叙伝

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