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これは わたしが高校一年の春 実際に起こった出来事です
兄の新車で母.兄.祖母.私で 沼の近くの夜桜を見に行きました
２度と足を踏み入れてはいけない もしもう一度あの場所へ行ったら
その時は...
私
久々だなぁ夜桜なんて
私
お父さんと3年くらい前に観に行ったきりだわ
兄
そうだよな、俺もその時以来だ
兄
てかお父さんも来ればいーのに
仕事で来れないとかドンマイだな
仕事で来れないとかドンマイだな
母
まぁいいじゃない笑
今度家族全員で観にいけば😌
今度家族全員で観にいけば😌
祖母
そうよ、またみんなでくればいーじゃない😌
兄
てかテキトーに車走らせてるけど
どこの桜見に行くんだ？
どこの桜見に行くんだ？
母
どこがいいかしらねー....
あ、あそこ！見て！あの桜！
あ、あそこ！見て！あの桜！
兄
おー！なんかすごい咲いてんじゃん！
めっちゃ月明かりで綺麗だし！
あそこにしようぜ！
めっちゃ月明かりで綺麗だし！
あそこにしようぜ！
祖母
...
母
お母さん？どうかした？
祖母
い、いや、大丈夫だと思うわ...
昔のことだし
昔のことだし
母
何かあったんですか？
祖母
あそこの桜すごい綺麗だけど
昔あそこで...
昔あそこで...
兄
まぁいいじゃん！そこにしようぜ！
せっかく家族できたんだから綺麗な桜見ないともったいねーじゃん！
せっかく家族できたんだから綺麗な桜見ないともったいねーじゃん！
私
うん！そうだね！
祖母
え、ぇえ...
私
ホント綺麗だね！
満開の桜だ！
満開の桜だ！
母
ほんとね！
ちょっと車から降りて見てみようか！
ちょっと車から降りて見てみようか！
私
うん！
私と母は車から出て桜を見た
その頃兄と祖母
兄
あー俺も外出るかなぁ
車の中退屈だし
ばあちゃんは？
車の中退屈だし
ばあちゃんは？
祖母
私は遠慮しとくよ、ここでいい、
兄
んじゃーおれはあそこの沼にでも...
祖母
ダメ！絶対！沼には行くな！危ない！
祖母はすごい剣幕で兄の手をつかんで兄が沼に行くのを止めた
兄
え笑
どうしたのばあちゃん
どうしたのばあちゃん
祖母
とにかくダメ、桜だけにしなさい
兄
なんだよつまんねー
まぁいっか、
めんどくさいから車にいるわ
まぁいっか、
めんどくさいから車にいるわ
そして桜を見た私と母は 車に戻った
私
いやー綺麗だったね！
母
...
私
お母さん？
どうしたの？
どうしたの？
母
いや、なんかね、変に体重くて..
気のせいだとは思うけど
気のせいだとは思うけど
私
大丈夫？
体調悪いの？
体調悪いの？
母
んー、少し寝れば治ると思うわ😌
祖母
...
兄
まぁとりあえず綺麗な桜も見れたし
兄
帰ろうぜ
私
うん、そうだね
そして帰った後 思いもよらない事実を 知ることになる
私.兄.母.祖母
ただいまー
父
おかえりー
父
どこ行ってたんだ？
兄
○○町の桜を見に....
父
！？
父
まさかと思うが沼の近くの桜じゃ...？
兄
え...そうだけど...
父
ちょっと全員そこで待ってろ
父は全員に塩を巻いた
兄
ちょ、何すんだよ急に！
父
お前達こそ何やってんだ！
なんであんなところに行ったんだ！
まだお前の車新車だっていうのに！
危ないだろ！
なんであんなところに行ったんだ！
まだお前の車新車だっていうのに！
危ないだろ！
父がすごい剣幕で怒鳴った
母
え？どういうこと？
父
あそこはな、ちょうどおれの会社ができたぐらいの時、車ごと水没した事件が多発したんだぞ！つまり、
何人も死んでるんだ
私
ちょっと待ってよ
確かにあそこには私たち以外誰もいなかったけどさ、あんなに綺麗な桜なら見に来る人なんてたくさんいるでしょ？そんな怒らなくても...
確かにあそこには私たち以外誰もいなかったけどさ、あんなに綺麗な桜なら見に来る人なんてたくさんいるでしょ？そんな怒らなくても...
父
それは日中の話だ！
夜に立ち入る人なんていない
なぜなら水没事故は日中ではなく
夜に立ち入る人なんていない
なぜなら水没事故は日中ではなく
夜に起こったから
父
しかも
桜の季節に
私
！？
兄
だからおれが沼に行こうとした時
ばあちゃんがすごい勢いで止めたのか.
ばあちゃんがすごい勢いで止めたのか.
父
おそらくあの沼の桜を見に行く人たちはなんらかの力で引っ張られるんだろうな、じゃなきゃあんなに死んだりしなかっただろう
父
てかばあちゃん知ってただろ！？
なんで止めなかったんだよ！
なんで止めなかったんだよ！
祖母
ごめんなさい、沼にいかなければ
大丈夫かと思って...
大丈夫かと思って...
祖母
考えが浅かったわ、もっとはっきり伝えておくべきだった
兄
まぁ、みんななんともなさそうだし...
兄
ん？かあさん？
なんか顔色悪くない？
なんか顔色悪くない？
母
ちょっと気分が悪くて
私
寝てきたら？
母
ぇえ...
父
...
父
もしかして、桜を見に行ってからか？
母
そうね...
父
もしものために明日みんなで神社に
お祓いしに行こう
お祓いしに行こう
私.兄.母.祖母
そうだね
朝になって母の容態に異変が
母
う...ちょっと、明かりをつけないで
眩しい、気持ち悪い、うわぁぁあ
眩しい、気持ち悪い、うわぁぁあ
私
おかあさん！？
ちょっと！
ちょっと！
母
カーテンも、窓の明かりも全て消して！全部全部！眩しい！苦しい！ぁあ
兄
かあさん！しっかり！
父
今すぐ神社に連れてくぞ！
神社に着き 神社の神主に説明すると
神主
そうですね、あそこの沼は淀んでいるので、霊の溜まり場な訳です。成仏できない強い霊がたくさんいるのであそこの沼に訪れた人に霊体が付きやすいんですよ。
神主
桜の季節に事故が起こりやすいのは
桜の季節にならないと足を踏み入れる人がいないからです
特に夜桜は人を惹きつける魅力があります。桜の魅力に引き付けられた人々が霊の餌食になってしまうのです
桜の季節にならないと足を踏み入れる人がいないからです
特に夜桜は人を惹きつける魅力があります。桜の魅力に引き付けられた人々が霊の餌食になってしまうのです
神主
お母様に取り憑いている霊が灯りを嫌うのは光のある世界に慣れていないからです
神主
つまり、その霊は長い時間
沼に沈んでいた者
神主
でしょうね。
神主
もし、万が一桜だけではなく沼に行っていたら間違いなく
沼に引き込まれていた
私
そういえばお兄ちゃんさ、
なんで沼に行こうとしたの？
なんで沼に行こうとしたの？
兄
おれもわかんねんだよなー
なんとなく桜より沼に興味が湧いて
なんとなく桜より沼に興味が湧いて
神主
それも霊の仕業でしょう
なんとなくでたどり着いた場所があの場所というのはおそらく
なんとなくでたどり着いた場所があの場所というのはおそらく
霊に誘導されていた
神主
と思われます
私
...
私
もう一つ聞いていいですか？
神主
なんでしょう
私
兄と祖母は車から出なかったから
霊がとりつかなかったのはわかりますけど、私は母と一緒に車から出て桜を見たんです
霊がとりつかなかったのはわかりますけど、私は母と一緒に車から出て桜を見たんです
私
なのになぜ私には霊が取り付いていないんですか？
神主
それはあなたがご先祖様の強い力で
神主
守られているからです
神主
ちなみにお母様があなたの代わりに
霊を引きつけているおかげであなたに危害が加わっていないのです
霊を引きつけているおかげであなたに危害が加わっていないのです
私
そうなんですね
ありがとう、お母さん、先祖様
ありがとう、お母さん、先祖様
神主
とりあえず皆さん、お祓いしますので...
そう言ってお祓いが終わった後
母の体調も良くなり
私たちは２度と
あの沼に訪れないことを
誓いました
いかがでしたか？
実体験シリーズ 私的にはだいぶ怖い内容でした
もしあの時 あの沼に足を踏み入れたら もうこの世には
存在していなかったのでは ないでしょうか
それではまた、次回の作品を
お楽しみに♪
See you again🦋
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