主
主
主
主
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初めて握った時、冷たく、微かに震えていた君の手は
もう無くなり、温かくなっていた
おじさん
おじさん
お金を盗んで2人で逃げて
今の僕らには怖い物はない
何処へでもいける気がしたんだ
あぶれ者の僕達の小さな逃避行の旅だ
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あと半分で夏が終わる頃
行く宛ても、水も無くなり僕らは、フラフラだった
目を瞑ると悪夢が蘇る
でも、そんな話を君としてはしゃぎ合うのが楽しい
そんな日々を過ごしていると
ある日君はナイフを取り出した
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手を伸ばした時にはもう遅い
目の前は真っ赤に染まり
まるで何かの映画のワンシーンみたいに
綺麗な青空の下で君は眠った
これは夢だ
何度そう願ったことか
何度僕が君の名前を叫んだことか
気が付けば僕は捕まっていて
家に帰された
何処を探しても君は見つからない
居なくなってしまった
気が付けばあの暑い夏は終わってしまい
僕は教室に戻ってきた
クラスの奴らの眩しい笑顔
あちこちに明るい声が飛び交う
なのに君の声はもう聞こえない
僕はまだあの夏を思い出す
きっと心の何処かで君を探している
言いたい事があるんだ
9月の終わりにくしゃみして
6月の匂いを繰り返す
君の笑顔は、無邪気さは、今も僕の頭の中を飽和させている
誰も悪くない
君は悪くない
「だから全部投げ出そう」
そう言って欲しかったんだろう
なぁ?
主
主
主
主
主
主
主
主
主
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