確実に君のこと…

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…

見ての通り、かまってもらえない青くんです…

今日だけじゃないんだよ?

昨日も、一昨日もずーっと!!

もう、こうなったら…!!

ん?

うん。

これ、どうでもいい話したら怒られるやつだ…

…

褒めてはないんだけど…

もういい!!

次!!

あれ?

これは…

う〜んまぁ、

切ろっかな…

ﾌﾞﾁｯ…

次は…

なんか、急いでる?

だからか…

だめか…

次っ!!

赤くんだよね、

よかった…

赤くんに話したけど、

なにか、圧を感じたわ。

みんな、雑すぎじゃない?

黄くんは、まだお仕事中だし…

がんばったのになぁ、

黄くんにかわいいって言ってもらうために、

色々調べたりしたし。

黄くんとお仕事のお話できるように、

音楽のお勉強もしたし。

黄くんにすごいねって言ってもらうために、

家事もがんばったのにな…

涙が出てくる。

泣いたら心配かけちゃう

心配しないかもだけど…

今はお仕事中だし、

泣いてもバレないよね…

僕は、声を上げずに泣いた。

そして、眠りについた。

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…

バレちゃった…

あぁ…

泣きたくないのに…

黄くんの甘い声。

僕をまっすぐに見つめる黄くんの目。

安心するようにか僕の手を握る黄くんの手。

泣きたくないけど、隠すことは出来ない。

ｷﾞｭｯ…

よかった…

全部、お見通しだ…//

1日、1日。

確実に

黄くんのことを好きになってくんだよ。

でも、そんなこと

ほら、

今日も君のこと

ﾁｭｯ…

好きになる。