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-アビス教団、ただいま夏休み中につき-
第1話「手紙」
太陽のように赤い林檎
青々と茂った木々
照りつける太陽
何処からだろうか、小鳥のさえずりが聞こえてくる
………いや、幻聴か?
ダインスレイヴ
そう一息つき、モンド城内の木にもたれ掛かる
今日は一段と気温が高いように感じる
お陰でアビス教団の散策もままならない程だ
暑さで亡くなってしまう、などの話はよく耳にするがそんな事はどうでもいい
第一、俺はアビスの呪いで不老不死の呪いをかけられているせいで天に召される事などないのだ
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
嗚呼、頭が回らなくなってきた
そう、エンジェルズシェアで水分補給でもしようかと考えていた所に
???
????
???
蛍
そう此方に微笑みかけ歩み寄ってくる
パイモン
パイモン
ダインスレイヴ
蛍
そう話しているとパイモンがぼーっと空を眺めているのを見かけた
蛍
パイモン
パイモン
蛍
パイモン
蛍
パイモンと話終わった後、ハッとして此方の方を見る
蛍
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
パイモン
パイモン
蛍
ダインスレイヴ
そう頷き軽く微笑みかけると2人は嬉しそうに微笑み返す
蛍
パイモン
蛍
パイモン
蛍
そうふわりと笑みを浮かべたその姿に少しだけ心が揺らいだのは
言うまでもないだろう……
〜エンジェルズシェアにて〜
蛍
ダインスレイヴ
蛍
パイモン
蛍
そう言いグラスの縁を指先でなぞりながら旅人…蛍は話す
パイモン
パイモン
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
そう、ココ最近アビスを気配を感じなくなっている
アビスがわざと俺を避けているのか分からないが、少なくとも何か動いているのは事実だ
ダインスレイヴ
そう問いかけると蛍とパイモンはお互いに顔を見合わせ数秒考え始めた
そして再び俺の方に向き、こう言った
蛍
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
思わず耳を疑ったが蛍が苦笑しているのを見る限り本当なのだろう
蛍
パイモン
パイモン
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
そう考えあぐねているとハッと思い出したように蛍が顔を上げる
蛍
パイモン
パイモン
ダインスレイヴ
蛍
そう1枚の紙を手渡してくる
俺にとっては見慣れた文字だ……
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
蛍
パイモン
蛍
ダインスレイヴ
そう首を傾げながら一通り内容に目を通す
いや、通そうとした時だった
アビスの詠唱者
俺も目を疑う光景だった
まさかアビス教団が現れるとはな…幸運なのか不運なのか
驚く俺達をよそにアビスの詠唱者は話し始めた
アビスの詠唱者
アビスの詠唱者
パイモン
パイモン
パイモン
そうパイモンがため息を着いているのをよそに俺は軽く頭を抱えた
ダインスレイヴ
アビスの詠唱者
言われるままに俺は目を通す
軽く要約すると「最近暑くなってきたのでアビス教団は休暇を取ろうと思います、アビス教団としての活動は行いません」
だそうだ…………。
その事を2人に話すと案の定驚いていた
パイモン
パイモン
蛍
アビスの詠唱者
そう断言する詠唱者に俺と蛍はお互い目を見合わせる
蛍
ダインスレイヴ
アビスの詠唱者
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
そう威圧すると何故かたじろい始めた
アビスの詠唱者
アビスの詠唱者
2人
アビスの詠唱者
2人
思わず声が被ってしまう
アビスの詠唱者
アビスの詠唱者
蛍
そう言いポータルで消えてしまった…全く、逃げ足の早い奴らだ
パイモン
ダインスレイヴ
ダインスレイヴ
パイモン
そうしばらく考える時間が続いた…。