/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
未花
…。
雷音
…制服ダサくね？
未花
ですよね。
私もそう思いました。
私もそう思いました。
こんな制服。
雷音
うちらの時もっと可愛かった。
それも…金崎の命令？
それも…金崎の命令？
未花
はい…もう何もかもめちゃくちゃで…。
雷音
…明日学校で。
うちは今日中にしたいことがあるから。
うちは今日中にしたいことがあるから。
未花
はい。また明日。
未花の部屋。
未花
はぁ…
未花
(うちの高校の金崎…
あの人を野放しにしたくない。)
あの人を野放しにしたくない。)
未花
私にできるかな…。
手伝えって言われたけど…。
手伝えって言われたけど…。
未花
(雷音さん…本当に強そうな人…。)
未花
あれが…「蝶華学園の毒針蝶」…。
未花
凄い人なんだろうな…。
次の日の早朝
雷音
…。
ある墓の前にかがみ込み、 手を合わせる。
「赤華家之墓」
雷音
…金崎が暴走し始めた。
「あいつ」の弟だ。
「あいつ」の弟だ。
雷音
あの日…命をかけて闘ったのに…。
雷音
絶対あの学校を助けるよ。
雷音
命は無駄にしねぇ。
兄貴。
碧華
総長ー？行きますよー！
雷音
おう！今行く。
立ち上がって、兄貴の墓を背にして歩き出した。
未花
(ここで待ってろって言われてたけど…。)
？？？
おいおい！
いつまで校門に突っ立ってるんだ未花！
早くカバン置いて俺のところに来い！
いつまで校門に突っ立ってるんだ未花！
早くカバン置いて俺のところに来い！
未花
(出た…。)
未花
(金崎…。)
静樹
早く来いよ！
総長様の命令は絶対だろ？
総長様の命令は絶対だろ？
雷音
おいおい金崎！
いつからお前みたいな弱々しい奴が
総長になれるような高校になったんだよ！
いつからお前みたいな弱々しい奴が
総長になれるような高校になったんだよ！
静樹
おっと…その声は
雷音さんかな？
雷音さんかな？
雷音
…。
静樹
はっ、
兄貴を守れなかった君に言われたくないね。
兄貴を守れなかった君に言われたくないね。
雷音
昔の話は関係ないだろ？
雷音
いいか金崎！よく聞け！
雷音
私は！時間をかけてでも
お前をぶっ潰す！
お前をぶっ潰す！
雷音
こんな高校、
私が認めない。
私が認めない。
静樹
ほおん…？
宣戦布告かな？
宣戦布告かな？
雷音
…はっ！
そうだよ！
こんなダサい高校、
絶対ぶっ潰す！
そうだよ！
こんなダサい高校、
絶対ぶっ潰す！
静樹
いいだろう！
いつでも受けて立つよ！
雷音ぇ！
いつでも受けて立つよ！
雷音ぇ！
？？？
はぁーあ。
？？？
どした？
？？？
いや、雷音先輩が動き出したんだ。
金崎も終わりかな。
金崎も終わりかな。
？？？
ふーん。
次はどうする？
次はどうする？
？？？
様子を見てみる。
未花がどれだけ強くなれるか。
それで決めよう。
未花がどれだけ強くなれるか。
それで決めよう。
？？？
ったく、お前はつくづくめんどくさいな。
？？？
ありがとう。
褒め言葉だ。
褒め言葉だ。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
