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誘拐...子供...脅し..てた
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zm
zm
sn
そう言って俺の頭を撫でた。
その優しさが暖かかった。
shaもこんな気持ちだったのかな。
俺もこんな存在になれてたかな。
そんな感情が入り混じっては
涙へと形を変えた。
sn
sn
殺人鬼なのに ?
そう言おうとして
口をつぐんだ。
その優しさが
事情を知らないひと時の感情だとしても,
裏切られるかもしれないけれど。
信じたい。
zm
sha
もう、耐えられないから。
消えて楽になろうだなんて ,
罪深い俺には許されないかもしれない。
でも、もう存在ごと消してしまいたい。
zmが生きていてくれるならそれでいい。
俺のことなんて忘れて自分の人生を生きてくれてるなら。
そうならもう何も望まない。
zmがくれた思い出は全部俺の中に刻んであるから。
余計な感情も全部消してしまえばいい。
今まで必死に押し殺してきたのに。
もう誤魔化せない 。
sha
少しだけ,
死ぬのが怖いって思うんだ 。
もう何もかも遅いのに。
そんな自分が怖い。
sha
sha
ｶﾞｼｬﾝｯ
殆ど外も見ることもできず、
この部屋に唯一ある窓。
それが牢獄みたいで大嫌いだった 。
そんな所から
強い衝撃音が響く。
sha ｯ !!!
開けてくれ ｯ
この壁の先から俺を呼ぶ声は、
俺がずっと待ってた貴方だった 。
鼓動が高鳴るのを隠しきれない。
会いたかった。
この地獄から連れ去って欲しかった。
だけど、
俺はその窓を開けることはしなかった。
もう巻き込まない 。
代わりに捕まることが俺が最期にできることだから。
お願いだから許して 。
zmのためだから。
踏み込んでこないで。
sha
遅れてごめん。
お願いだから ｯ
話を聞いてくれ...ｯ
sha
こんな自分が嫌になる。
だけどもう一度,
もう一度だけ貴方の手を取りたい 。
そう思って
俺は窓に手を伸ばした。
zm
窓を開けた瞬間,
窓をこじ開けてボロボロになった手でzmは俺を外に引き上げる。
身体が宙に舞う瞬間から
舞い込んだ光がzmの瞳を捉えた。
その手が暖かくって、
込み上げる涙を堪えられなかった 。
sha
sha
置いて行ってしまった罪悪感で貴方の 顔を見れない。
zmの反応が怖い。
zm
sha
sha
zm
zm
zm
sha
zm
そう言って微笑みながら俺を優しく 抱きしめた。
zm
zm
なんてzmが謝ってるのか分からない。
だけど、
そんな辛そうな顔しないでよ。
sha
zm
sha
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sha
sha
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sha
sha
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zm
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sha
sha
考えられなかった。
全部全部zmの為だったのに。
それがzmを苦しめたなら,
何も意味がない。
ごめん。
自分勝手でごめん。
zm
zm
zm
zm
zm
sha
sha
本当は怖かった。
生きるのも死ぬのもここで生活するのも
全部全部苦しくて息ができなくて。
だけどもう逃げない。
差し伸ばされた手を取って。
もう離さないように手を繋いで。
もう一度だけ。
sha
sha
zm
zm
sha
sha
zm
俺はsnしか頼れない。
ほんとは不安で堪らない。
殺人鬼だって軽蔑されるかもしれない。
shaまで巻き込むかもしれない。
だけど、
あの人の言葉を信じたい。
ｶﾞﾁｬｯ
zm
sn
sn
俺たちを見た途端, 手に持っていた カップを落としてしまった。
この人は誰？
sha
zm
zm
zm
sha
どういうこと？
sn
sha
sn
sn
sn
sha
sn
zm
嗚呼。
こんなにも想ってくれてたのに。
sha
sha
zm
zm
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sn
zm
zm
sn
sn
sn
snの言葉が暖かくて。
助けて貰えたことが嬉しくて。
今までのことも認めて貰えた気がして。
俺とzmは声が枯れるまで泣き叫んだ。
もう、耐えなくていいんだね。
𝓕𝓲𝓷。.:＊・゜
孤独な殺人鬼 。
- happy END -
ここまで読んでくださってありがとう ございました。
感想コメント, 時差コメント 大歓迎です..!
裏話も出せたらなって思ってます。
いいねやコメントをくださった方々,
本当にありがとうございました！！
コメント
8件
いやぁ…今見ると苦しいな…… 作品自体はむっちゃくちゃ好きですっ！無駄な台詞なくて…全部よかったです
時差コメ失礼します。 沢山のwrwrdの作品を見てきましたがこの作品が私は1番好きでした。 気づいたら感動で涙が流れていました😭こんな素晴らしい作品を作れるのを尊敬します😉✨これからも活動を頑張ってください💪応援してますꉂ📣🔥 長文失礼しました。
