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#感動
みずもち
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心愛
85
無事に温泉旅館に到着した俺たちは、大部屋に荷物を置くと、すぐに全員で温泉街の観光へと繰り出した
ゆあんくん
じゃぱぱ
たっつん
からぴち12人での行動は、どこに行っても賑やかで本当に楽しい
けれど、レトロな街並みをしばらく歩いていると、身体が急激に重くなり、息が上がってきた
隣を歩くなお兄が、俺の異変にすぐに気づく
なおきり
心配そうに声をかけてくれたなお兄
だけど、その過保護な様子を、前を歩いていたゆあんくんが不意に振り返ってジッと見つめてきた
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくんの素朴な疑問に、近くにいたメンバーも「確かに〜」とクスクス笑い出す
俺の心臓がドクリと跳ねた
なお兄も一瞬だけ顔を硬らせる
どぬく
俺は慌てて、いつもの無邪気な笑顔を作ってゆあんくんに駆け寄った
どぬく
どぬく
ゆあんくん
なおきり
俺の完璧なカバーに、なお兄もすぐに乗っかってくれて、ゆあんくん達は「なんだ、そういうことかw」とまたケラケラと笑いながら歩き出した
――でも、本当のピンチは、旅館に戻ってきたあとに待っていた
主
夕方、大満足で旅館に戻ってきた俺たちは、夕食の前にみんなで大浴場へ行くことになった
男部屋のメンバーでワイワイと言い合いながら、脱衣所で服を脱ぎ捨てていく
じゃぱぱ
じゃっぴが勢いよくTシャツを脱いだ
俺も遅れないようにと、ゆっくり上着を脱いで、いつも通りに振る舞おうとした、その時だった
たっつん
近くにいたたっつんが、俺の体をじっと見つめて動きを止めた
たっつん
たっつん
その言葉に、脱衣所の中の空気が一瞬で凍りついた
じゃっぴやゆあんくんも、一斉に俺の身体に視線を向ける
病気の進行のせいで、まともにご飯が食べられず、自分でも分かるくらい肉が落ちてあばら骨が浮き出ていた
どぬく
どぬく
必死にバスタオルで身体を隠そうとするけれど、恐怖で手が激しく震えてしまう
みんなの目が、明らかに不審そうな色に変わっていく
絶体絶命のその瞬間、俺の前に、なお兄が勢いよく割って入ってきた
なおきり
なおきり
ちがうきg((殴
なお兄は完璧な笑顔を咲かせ、俺を背中に隠しながら、流れるような動作で俺の手からバスタオルを取り、俺の肩に優しくかけ直してくれた
たっつん
たっつん
たっつんは少し首を傾げながらも、なお兄の堂々としたフォローにそれ以上は追及してこなかった
じゃぱぱ
ゆあんくん
たっつん
シヴァ
じゃぱぱ
みんなが浴室へ駆けていく
最後に脱衣所に残った俺となお兄は、お互いに一気に息を吐き出した
冷や汗で背中がぐっしょりと濡れている
どぬく
なおきり
なおきり
二度のピンチを2人のコンビネーションで切り抜けた、スリル満点の観光とお風呂
まさかこの後の夜の集まりで、あんなことが起きるなんて
この時の俺たちは、まだ何も知らなかったんだ――
コメント
3件


うわっ、温泉旅行のピンチ連続、めっちゃハラハラした…!なお兄の咄嗟のフォロー、かっこよすぎて胸熱だったわ。あと脱衣所でたっつんの「めちゃくちゃ細くなっとらんか?」の場面、一気に空気が変わって読んでるこっちまで息止まった。このコンビの隠し合い、いつまで持つんだろう…続きが気になりすぎる🔥