テラーノベル
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らん〈舞桜〉
威風は、もう攻撃をしてくる素振りを見せなかった。
なつ〈烈紅〉
すち〈威風〉
含みのある言い方をする彼。
すち〈威風〉
らん〈舞桜〉
拳を握り締め、俯く。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
拳を、より強く握りしめる。
すち〈威風〉
徐々に、語尾が強くなる。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
彼が頭を下げる。
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
らん〈舞桜〉
構えていたナイフを下ろす。
完全に信用してはいないが、少し安心した。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
ーーーーー
ーーーは、ーーーー、
なにを、話してるんだ……?
ーーーー
頭が、クラクラする。
ーーまー?
俺、何してたんだっけ。
ーい、ーーまー!
らん〈舞桜〉
いるま《紫斬夢》
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
3人が、俺の顔を覗き込む。
いるま《紫斬夢》
らん〈舞桜〉
らんが、俺のことを抱きしめる。
いるま《紫斬夢》
記憶が曖昧で、状況が掴めない。
いるま《紫斬夢》
うつろな視界で、1人の男を捉える。
いるま《紫斬夢》
威風、とか言ったっけ。
すち〈威風〉
いるま《紫斬夢》
あいつと、もう1人の男に口を押さえられ、毒を吸わされたことを思い出した。
いるま《紫斬夢》
不自由な体で起きあがろうとするが、力が入らない。
らん〈舞桜〉
いるま《紫斬夢》
すち〈威風〉
気まずそうな顔を見せる。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
いるま《紫斬夢》
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
なつが嫌悪の表情で彼を睨む。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
らん〈舞桜〉
威風が、少しづつなつに近づく。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
威風は、淡々と続ける。
すち〈威風〉
いるま《紫斬夢》
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
なつが威風に詰め寄る。
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すちは、膝下で寝ている男を指差す。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
なつが、ポケットからあの紙を取り出した。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
いるま《紫斬夢》
一息置いて、彼が答える。
すち〈威風〉
らん〈舞桜〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
なつ〈烈紅〉
絶対に許すことはできない存在、ヴィシャス。
そいつらを殺すことに、一歩近づいた。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
すち〈威風〉
一息置いてから、感情を押し殺すように話す。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
彼が俯き、みことのことを見る。
なつ〈烈紅〉
娯楽として仲間を殺されたことに、憤りを感じる。
きっと、彼も同じような気持ちなのだろうか。
みこと〈黄泉〉
その時、気を失っていた彼が目を覚ました。
すち〈威風〉
すち〈威風〉
みこと〈黄泉〉
みこちゃんと呼ばれた彼は、すちの腕の中で目を覚ました。
みこと〈黄泉〉
すち〈威風〉
すちが彼の頭を優しく撫でる。
すち〈威風〉
らん〈舞桜〉
まだ、判断するのは難しいだろう。
これまでが、全て演技の可能性だって……。
すち〈威風〉
すちは、諦めたような表情でそう言った。
すち〈威風〉
すちがみことの手を引き、立とうとしたその時。
いるま《紫斬夢》
いるまが口を開いた。
すち〈威風〉
すちが、動きを止める。
いるま《紫斬夢》
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
いるま《紫斬夢》
…珍しい。
いつもなら、絶対にこんなことは言わないのに。
みこと〈黄泉〉
いるま《紫斬夢》
いるま《紫斬夢》
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
いるま《紫斬夢》
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
声を絞り出すように、こさめが言った。
なつ〈烈紅〉
いるま《紫斬夢》
みこと〈黄泉〉
みことが、目を潤ませて言った。
なつ〈烈紅〉
すち〈威風〉
すちは、俺の目を見て頷いた。
綺麗な赤い、
俺と同じ目。
その目には、復讐の炎がたぎっていた。
コメント
4件
神でしたぁぁ!叫びたかったけど喫茶店にいるから,,,,,
今回も最高!!! 毎回感動😭 これからも頑張って下さい!!!