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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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これからも君の隣に居るのは

僕でありたい

そう毎日のように思っていたのに

居られなくなるなんて

つい最近までは楽しい

毎日だったのに

君の笑顔は突然なくなった

僕が願って君の笑顔を

なくさせたのに-

『優しさ』

君と初めて出会ったのは この時だったね

うゎぁ...!可愛い子だな...((ボソッ

目がくりくりで

すらっとした身体

長く黒く伸びた髪

極め付きには

整いに整った顔

その瞬間君に-

「恋をした」

我ながら馬鹿だと思った

あんな可愛い子が僕何かに気づくはずないよね笑笑((ボソッ

こんなこと思うのも

僕は人見知りがすごく激しい

親や友達と話すのにも

目を見て合わすことが出来ない

こんな僕が軽くナンパ?なんて 出来るわけがない

もっとキラキラした男の子だったらな((ボソッ

俯きながら歩いていたら

何かにぶつかった

いつものように電柱だと 思っていた

そしたら-

「うわぁ!」

と 声がした

(電柱なのに声がするんだな) と

呑気に思っていたら

だ、大丈夫ですか?

えっ!

俯いてブツブツ言っていて

何かに悩んでいるように見えたし

ぶつかってこられたから...

!?!!?!

ぇ、ぁその ...

す、すみませんでした...!

ぇ、ぁ、ぁの...

1回落ち着いて?

だ、大丈夫?

は、はい...!

気分は?

大丈夫です...!

良かった!

道路は前向いて歩くんだよ?

は、はい...

じゃあね!

タッタッタッ

?$$¥♪~‼

何があった!

僕あの人と話したの?!

やばいやばい!

ちゃんと日本語話せてたかな!?

と言うよりもぶつかってしまった!

申し訳ないな...

明日もここ通るかな?

もし通ったらちゃんと 謝らないと...!

次の日もう1度君とあって

ちゃんと謝ってお詫びの品を渡して

そこから君との交流が 始まったんだよ?

僕が一方的に好きになったから

告白しても断られるだろうと 思っていた

今の関係を壊したくないと 思っていた

だから

告白しなかったのに

君から告白してくれるなんて

その時は嬉しくて嬉しくて

僕も

君も

涙を流しながら抱き合ったよね

それから3年経っていろんな事が あったね

デートもした

喧嘩もした

それに-

「キス」だってした

こんなに幸せな毎日を

幸せそうな君を

大切にしたいと今一度思っている

でも

今 僕は君を悲しませている

それにこれからもっと

君を悲しませるだろう

僕はある日君に別れを告げたね

その日から

君の笑顔は、なくなり

悲しんでいるのを知っていた

そんな君を見て僕も悲しくなった

でも僕の秘密を伝える事で君が

もっと悲しむと分かっていたから

別れを告げたんだ

これから僕は空に旅立つ

旅立った後は

僕の家族が君に伝えてくれるだろう

そしてこの手紙を 渡してくれるだろう

旅立った後でも

君の隣に居るのは僕が良かった

君の笑顔を作るのは僕が良かった

と今でも思っているよ

「忘れないで」なんて言わない

ただ心のどこかに僕がいた事を 残しておいて欲しい

10年後20年後にふと思い出す だけでもいい

最後に-

「僕に出会えた事が君の幸せとなり

僕の旅立ちが君の新たな出会いの

架橋になるよう願っているよ

幸せになってね」

これが貴方なりの-

『優しさ』と私は知っているよ

ありがとう そして-

さようなら...

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110

コメント

3

ユーザー

相手のことを想って別れを選ぶ優しさか… 切ないですね…😖 コンテストにご参加ありがとうございましたm(*_ _)m

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