これからも君の隣に居るのは
僕でありたい
そう毎日のように思っていたのに
居られなくなるなんて
つい最近までは楽しい
毎日だったのに
君の笑顔は突然なくなった
僕が願って君の笑顔を
なくさせたのに-
『優しさ』
君と初めて出会ったのは この時だったね
僕
目がくりくりで
すらっとした身体
長く黒く伸びた髪
極め付きには
整いに整った顔
その瞬間君に-
「恋をした」
我ながら馬鹿だと思った
僕
こんなこと思うのも
僕は人見知りがすごく激しい
親や友達と話すのにも
目を見て合わすことが出来ない
こんな僕が軽くナンパ?なんて 出来るわけがない
僕
俯きながら歩いていたら
何かにぶつかった
いつものように電柱だと 思っていた
そしたら-
「うわぁ!」
と 声がした
(電柱なのに声がするんだな) と
呑気に思っていたら
君
僕
君
君
君
僕
僕
僕
僕
君
君
僕
君
僕
君
君
僕
君
タッタッタッ
?$$¥♪~‼
何があった!
僕あの人と話したの?!
やばいやばい!
ちゃんと日本語話せてたかな!?
と言うよりもぶつかってしまった!
申し訳ないな...
明日もここ通るかな?
もし通ったらちゃんと 謝らないと...!
次の日もう1度君とあって
ちゃんと謝ってお詫びの品を渡して
そこから君との交流が 始まったんだよ?
僕が一方的に好きになったから
告白しても断られるだろうと 思っていた
今の関係を壊したくないと 思っていた
だから
告白しなかったのに
君から告白してくれるなんて
その時は嬉しくて嬉しくて
僕も
君も
涙を流しながら抱き合ったよね
それから3年経っていろんな事が あったね
デートもした
喧嘩もした
それに-
「キス」だってした
こんなに幸せな毎日を
幸せそうな君を
大切にしたいと今一度思っている
でも
今 僕は君を悲しませている
それにこれからもっと
君を悲しませるだろう
僕はある日君に別れを告げたね
その日から
君の笑顔は、なくなり
悲しんでいるのを知っていた
そんな君を見て僕も悲しくなった
でも僕の秘密を伝える事で君が
もっと悲しむと分かっていたから
別れを告げたんだ
これから僕は空に旅立つ
旅立った後は
僕の家族が君に伝えてくれるだろう
そしてこの手紙を 渡してくれるだろう
旅立った後でも
君の隣に居るのは僕が良かった
君の笑顔を作るのは僕が良かった
と今でも思っているよ
「忘れないで」なんて言わない
ただ心のどこかに僕がいた事を 残しておいて欲しい
10年後20年後にふと思い出す だけでもいい
最後に-
「僕に出会えた事が君の幸せとなり
僕の旅立ちが君の新たな出会いの
架橋になるよう願っているよ
幸せになってね」
君
『優しさ』と私は知っているよ
ありがとう そして-
さようなら...