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いじめ恋

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いじめ恋

1 - いじめ恋

♥

57

2019年04月02日

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晴菜

おはよう~!

千夏

晴菜!おはよう

陽子

おはよう!

茉優

おはよ~笑

花出中学校

人見知りの私は

私立中学なんて嫌だった

絶対友達なんて作れない

そんな私に声をかけてくれたのは

千夏だった

千夏

こんにちは

晴菜

え!こっ、こんにちは!

千夏

どこから来たの?

晴菜

阪山市の方から、、

千夏

ああ~!阪山なんだ!遠いね!

晴菜

は、はい

千夏

なんで敬語なの?緊張してる?笑

晴菜

昔から人見知りで、、

千夏

そうなんだ!

晴菜

は、はい

陽子

ねぇ!千夏~!

茉優

始業式始まるから、体育館行こ~!

千夏

ごめ~ん!先に行っといて~!

茉優

は~い!

晴菜

え、いいの?

千夏

いいのいいの!

千夏

今は、晴菜と行くし!

晴菜

は、な?

千夏

うん!今日からそう呼んでいい?

千夏

私は千夏でいいから

晴菜

千夏!ちゃん、、

千夏

千夏でしょ!笑

晴菜

あ、そうか、千夏!

千夏

お!言ったね!晴菜、よろしく!

晴菜

うん、よろしく!

晴菜

ところで、千夏?

晴菜

さっきの子達は?

千夏

ああ、陽子と茉優?

千夏

あの二人、小学校から一緒なの。

晴菜

そうなんだ、一緒に行かなくていいの?

千夏

私は、晴菜と行きたいの!

晴菜

え、ほんとにいいの?

千夏

もう、つべこべ言わず、行くの!

晴菜

う、うん!

私にとって、初めての中学校は

ドラマのような

とても嬉しいもので始まった

校長

え~、今日は、新中学1年生がいる、初めての始業式です。

校長

これからも頑張って協力し、

校長

良い学校生活を送って下さい。

校長

以上です。

ブーブー

これで始業式は終了です。

各教室に戻って下さい。

千夏

は~、疲れるわ~!

晴菜

短かったね

千夏

そうだよ!なんであれだけのために集まんの!ほんとね~

千夏

あっ!陽子~!茉優~!

陽子

千夏~!

茉優

今日どうしたの~!

千夏

うん、2人に紹介するね!
晴菜だよ!で、

千夏

晴菜!こっちが陽子で、こっちが茉優ね!

陽子

晴菜ちゃん!よろしく~!

茉優

よろしく~!

晴菜

よっ、よろしくお願いします!

陽子

なんで敬語なの~?

茉優

そーだよ!同級生じゃ~ん!

千夏

ちがうの!晴菜、人見知りなの!

陽子

そうだったの!?ごめん!

茉優

茉優もごめん!

晴菜

い、いや!別にいいよ!

陽子

ありがとう!晴菜!

千夏

なにさりげなく呼び捨てしてんの笑

陽子

いいじゃん別に笑

茉優

じゃあ、私も晴菜って呼ぶ~!

晴菜

あ、じゃあ、陽子と茉優で、いい?

陽子

もちろん!

茉優

あたりまえじゃん!

キャーキャー

千夏

なんだろ?

陽子

あ!あいつじゃね?

茉優

うわ、カッコイイ!

千夏

ああ、あれ、裕也だ。

陽子

なんで知ってるの?

千夏

塾が一緒だったの

茉優

へ~!

千夏

なによ~!

晴菜

あっあのさ!

晴菜

校庭にクラス発表の紙が掲示されてたよ!

千夏

そうだった~!

陽子

見に行こっか!

ドタバタ

校庭

千夏

あった!私は1年4組!

陽子

私も4組!

茉優

私も!

千夏

いえーい!

千夏

晴菜?晴菜は?

晴菜

1年2組…

千夏

えっ、、

陽子

まっ大丈夫!

茉優

ウンウン!学校に来る時のバス一緒だよ💦

晴菜

そっ、そうだね💦

千夏

まっ、そうね!いいか!

千夏

それぞれクラスで頑張ろ~!

茉優

うん~!

初めての中学

中学校の

初めての友達と、

クラスが別れてしまったのだった

千夏

じゃ、晴菜、4組行くわ!

陽子

ばいば~い!

晴菜

うん!バイバイ

それから数日

オリエンテーションあってか

友達が1人出来た

今では親友と言える

ほんとに安心した

晴菜

でね、美月っていう友達が出来てなにより安心だったの~!

美月

そうなんだ!わたしも心配だったよ~!!!

晴菜

なんでよ!頭いいし、運動神経抜群だし!

美月

そーれーは、晴菜がね

晴菜

なんでよ!

晴菜

この前の中間、学年1位だったクセに!

美月

たまたま、たまたま

晴菜

なによ!

美月

晴菜だって良かったじゃん

晴菜

美月には遠く及びません~

美月

なによ~!

晴菜

きゃはっ

美月

ああ~

晴菜

どうした!

美月

バスもさ、晴菜と同じが良かったな~

晴菜

方面違うもんね~

美月

そうよ!もっと晴菜と話せるのにな~

晴菜

そう言えば!

美月

なに?

晴菜

美月、私さ、陸上部に入りたいんだ。一緒に入らない?

美月

ごめん!うちさ、昔からテニス家庭で、テニス部に入るの、、

晴菜

そっか!

晴菜

この前、美月の活躍見たよ!

晴菜

親阪なるみ選手と決勝試合して、1対2でいい所までいったんだよね!

晴菜

テレビ生放送で見た!

美月

やめて~!

美月

結局負けちゃったし

美月

やっぱ日本代表の親阪選手には勝てないよ、、

晴菜

大丈夫!美月頑張れ!

美月

ありがとう~!

数日後

もうすぐ私達は、体育祭

毎年、体育祭指揮者という

体育祭を、強化するべく

体育祭を指揮する人が各学年に

1人ずつ決定される

晴菜

誰だろね!1年生の指揮者

美月

誰だろ!

千夏

おー!晴菜じゃん!

晴菜

千夏!

茉優

指揮者誰だと思う?

晴菜

誰だろね?

茉優

多分千夏だと思うよ

晴菜

なんで?

陽子

私達が推薦したもの!

晴菜

え?なんで?

陽子

なんでってなんで?

晴菜

えっ、

千夏

そんなに意外?

晴菜

う、ううん!

茉優

いやいや、この子は千夏の魅力に、気づいてないのよ。

陽子

そうね!

茉優

千夏が初めに声かけてもらって、意外って、図々しくない?

千夏

茉優、いいわよ。

茉優

そうね~

陽子

行こっか!

千夏

うん!

晴菜

え、、

真尋

晴菜ちゃん。

晴菜

あ、宮上さん。

真尋

真尋でいいよ。

真尋

ちょっと聞いちゃったんだけど、、

真尋

千夏ちゃんとは関わらない方がいいよ。

晴菜

えっ、なんで?

真尋

千夏ちゃんのお父さんは教育委員会の偉いさんなんだ。

晴菜

え!?そうだったの?!

真尋

うん。千夏ちゃんはそれを武器に権力を持ってると思ってるんだ。

真尋

私、千夏ちゃんと同じ学校だったんだけど、自分より地位が上の人は、徹底的にいじめてね、

晴菜

千夏が!?

真尋

自殺に追い込んだこともあるの。でも、先生は、何も言えないの。

晴菜

なんで!?

真尋

やっぱ、教育委員会相手だとね、何も言えないみたい。

真尋

千夏ちゃんのお父さんは千夏ちゃん溺愛してるみたいだし、千夏ちゃんがお父さんに何か言ったら、仕事失っちゃうしね。

晴菜

そんな、、

真尋

だから、陽ちゃんもまっちゃんも千夏ちゃんにベッタリなのね

晴菜

陽子と茉優ちゃん?

真尋

うん。2人は小学校入りたてはすごくいい子だったんだけど千夏ちゃんの事知ってからは、、

晴菜

性格が変わったってこと?

真尋

うん。晴菜ちゃん、気をつけてね。特に美月ちゃん。

美月

え?私?

真尋

うん。美月ちゃんは、テニス界で、有名だからね。テニスって言って美月ちゃん知らない子はいないよ。

美月

そんなことないと思うけど

真尋

謙遜しないで。とりあえず、2人共気をつけてね。

美月

あっ、真尋ちゃん、

晴菜

行っちゃったね

美月

知らなかった、、

晴菜

千夏が、ねぇ

校長

皆さん、座って下さい!

晴菜

あ!座んなきゃ

美月

うん!

校長

えー、体育祭指揮者を発表します。

校長

中学1年生には、

校長

明下美月さんにお願いします。

茉優

え!?

陽子

うそー!?

校長

静かに!
2年生は〇〇

校長

3年生は〇〇にお願いする。

校長

以上!指揮者を一任されたもの!前に集合!

晴菜

え!美月が!やったー!!

美月

晴菜~!

晴菜

やったね!

美月

ありがとう
ちょっと行ってくるね!

晴菜

うん!!

私は

指揮者が美月になったことが

なにより嬉しく心から喜んだ

なんたって、花中の誇りだもん

晴菜

やった!

千夏

晴菜~

晴菜

千夏!美月になった!やったね!

陽子

は?何言ってんの?

晴菜

え?なんで?

茉優

こういう時は千夏でしょ?

陽子

そうよ!なんであんなテニス野郎なのよ?

茉優

運動神経だけよ。

陽子

そうよ。まとめる力なんてこれっぽっちも無いわ。

晴菜

あの!美月の悪口言わないで、、

陽子

は?なに言ってんの?

千夏

ねえ、もういい。

千夏

晴菜、明下の、友達だよね?

晴菜

うん。

千夏

ちょっと話したいことあんだけど、放課後いい?

晴菜

うん。

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