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ドッペルゲンガー

自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種 「自己像幻視」とも呼ばれる

あなたは見たことがあるだろうか...?

─────────────────

梨々花

どうしよう...

ある日、アイドルである梨々花は 活動を続けるかを悩んでいた。 きつい練習の日々 上下関係の厳しさ。 全てが梨々花を悩ませていた。

昔からアイドルに憧れていた梨々花にとってアイドルをやめるというのは夢を捨てるということだった。

梨々花

夢は捨てたくない。
だけど...

梨々花は心身共に悲鳴をあげていた

そしてある日 梨々花はアイドルをやめるかどうかは今日の公演で決めることにした

地方のショッピングモールでの公演だがそれでも梨々花にとっては大切な公演であった。

梨々花

よし...ちょっと時間まで控え室で練習しよう

これが最後かもしれない。 梨々花はそう思いながら一人ポツンと控え室で練習をしていた

すると不意にドアが開いた 梨々花はパッと顔を向けた

梨々花

え...

そこには梨々花そっくりの自分がいた それも身につけているものは自分が今日着る用の衣装。

梨々花

誰ですか...?

梨々花そっくりな人物はニッコリと微笑んだ その笑顔には希望も悲しみも含まれていそうだった

梨々花

こんなことしてる場合じゃない。

梨々花は汗だくになりながら1人黙々と練習し、会場へ向かった すると梨々花は思いがけない光景を見た

梨々花

え!?

梨々花そっくりな人物が仲間と共に踊っていた

梨々花

なんで...

しかしこんなとこにいたらバレるからとそそくさと自宅へと帰った

梨々花

なんだったのよ ...

そしてテレビをつけ涙目になりながらご飯を食べる

梨々花

最後の公演が...

梨々花の瞳には涙が浮かんでいた その時だった

梨々花

え!?私はここにいる!

焦る梨々花だが急いで身支度をし、病院へと向かった

梨々花

はぁ...はぁ...

息を切らして誰にも見られぬように病室に着いた

梨々花

ここ...ここにいるはず。

そう思いそっと扉を開けるとそこには自分そっくりな人物が眠るように息を引き取っていた

梨々花

死んでるの...?

そういい頬をそっと撫でる

梨々花はそのあと自分そっくりな人物などと色々とインターネットで調べた その結果

梨々花

ドッペルゲンガー...?

梨々花

でも

梨々花

ドッペルゲンガーって

梨々花

見た方が死ぬのよね...?

自分が死なない意味がわかった時 梨々花は携帯を机の上に置いた。

───────────────── 終わり

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