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翌日
ほたる
未来莉
ほたる
昨日のテストを見直していたら2時を回っておりまともに寝れてなかったせいかほたるの話をろくに聞かずぽけっとしていた。
未来莉
ほたる
未来莉
未来莉
未来莉
ほたる
ほたる
未来莉
ほたる
キーンコーンカーンコーン
松井
松井
未来莉
名前に聞き覚えがあるような？ないような？
未来莉
麗
後ろから蜂屋さんグループや他のクラスメイトたちもぶつぶつ文句を言っている。
未来莉
萌乃
華
萌乃
颯太
未来莉
麗
未来莉
華
萌乃
あの放火事件以降、蜂屋さんたちからは突つかれることもなくむしろ怖がられているだけで済まされている。
嬉しくはないが、正直もうこれで関わらずに済んでほっとしていた。
麗
麗
蓮
未来莉
未来莉
蓮
蓮
未来莉
蓮
未来莉
そうして私は中学時代の一周目の記憶を思い出した。
あれは一周目の時
天翔
颯太
一周目の時も桐生くんは学校に来てなくてずっと机にプリントがぐちゃぐちゃに入っていた。
天翔
颯太
秋元たちはケラケラ笑い、机を隅に追いやる。そうして持っていた墨汁を垂らす。
颯太
天翔
麗
未来莉
未来莉
放課後、忘れ物をしたと言い訳をして鍵をもらい、こっそり教室へ入っていった。
未来莉
隅に追いやられている机を発見し、元々設置していた場所へ運ぶ。 そうして机の列を整えた後、机の中を覗き込むと強い刺激臭が鼻にツンとくる
未来莉
未来莉
目を凝らしてみると机の中にはプリントだけじゃなく、食べかけのパンや給食の牛乳が突っ込まれていた。
未来莉
未来莉
これだけの物を入れるとか桐生くんのことをなんだと思っているんだ。
未来莉
未来莉
なんとか机の中身を綺麗にし、プリントなども整えて余っていたファイルに入れる。
未来莉
そう思いながら教室を後にした。
翌日
天翔
天翔
颯太
天翔
秋元はイラつき、桐生くんの机を蹴り上げる。
がたんっと嫌な音が響く。
未来莉
セナ
梓
今日夏
梓
梓
未来莉
未来莉
蓮
未来莉
蓮
未来莉
蓮
未来莉
未来莉
松井
未来莉
不意に呼ばれたので振り返ると松井がこっちを見て、手招きをしている。
松井
蓮
蓮は松井のことを嫌っている節がある。理由を聞くと熱血しすぎて生徒のことを見てない、おまけに脳筋だから頭が悪いかららしい
未来莉
なんとか不機嫌になる蓮を宥めて松井のところへ向かうことにした。
廊下
松井
蓮
未来莉
未来莉
未来莉
松井
松井は面倒臭そうに頭をぽりぽりかく。
松井
松井
蓮
蓮に同感だった。
松井
先生は桐生くんの不登校を何とかしようと（めんどくさいのもある）私たちを使おうとしたが、私たちが行っても何も解決しないと思うので丁重に断ろうとした。
未来莉
蓮
未来莉
松井
未来莉
困惑する私をよそに松井はプリントを黙って押し付ける。
松井
未来莉
蓮
蓮は呆れながら、その後ろ姿を見る。
蓮
未来莉
何はともあれ？よく分からないが、蓮とともに桐生くんの家に行くことになった。
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