海斗
……あいつ、なんもわかっちゃいねぇ。
海斗
ここまでわかりやすい騙し方で引っかかるなんて…
流石優斗だな……。
流石優斗だな……。
海斗
……もう出て行ってから1時間か。
海斗
もっかい行って、バシッと言ってやるかな!
海斗
まぁーた腹立ってきたし!!
俺は走って優斗の家に行った。 気分を晴らすため…… いや。
優斗を守る為……!
優斗
それじゃ、そろそろ帰るね
遥
わかりましたわ。
遥
執事を呼んで、家まで送らせるわね
優斗
いやいや! そこまでしなくていいよ!
優斗
歩いて帰るよ!
遥
本当にいいですの?
優斗
おう! 心配すんなよ😏
遥
優斗さんがそう言うなら……😊
海斗
お邪魔するぜ。優斗
遥
(こいつ、また来たの?)
遥
(とっ……ことん邪魔してくるわね……!)
優斗
…どうしたよ?
海斗
優斗。
海斗
ちょっと待ってろよ
優斗
海斗?
遥
きゃっ
優斗
お、おい、どうしたんだ?
海斗
話をしてくる。
海斗
……こいつが何をしているかしらないから…。
遥
わ……たしは…
海斗
してないって言いたいのか。
遥
(なんでわかるのよ……!
どこへ行くつもりなのよ!!!)
どこへ行くつもりなのよ!!!)
海斗
……
海斗
また学校でな。
優斗
海斗!
バンッ
勢いよくドアが閉められた。
優斗
……明日、わかることなのかな…?