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wtさん、短編集

第1話 - br×shk 別れ話。

122

2025年06月22日

#BL

#wt

あんこ。2

前垢と同じように病み要素含むやつも書いていきます

手始めにbr×shkで！

どぞ！

付き合ってます、同棲してます、shkさん可哀想です

br side．

僕は今日、日にちが変わる時間に帰ってきた

シャークんと付き合って1年くらい経ってからずっとそう

ｶﾞﾁｬｯ

…今日は電気がついてるから、きっとまた"あの話"だろうな

shk

…おかえり

shk

今日も遅かったね

いつもその二言から始まる

僕達の話し合い。

shk

…ぶるーく、俺、何回も言ってるよね

shk

浮気しないでって

…

shk

…俺、辛いんだよ？

shk

何回目なの？

shk

…、また何も言わないんだ

shk

俺らやっぱり別れた方がいいんじゃないかな…ぁ、

これで5度目の別れ話

普段は黙りこくったり、とぼけたりするんだけど

今日もそれで行けるかな~

…なんのこと？

僕はシャークん一筋だよ？

毎回この一言で、シャークんはすぐ許してくれるから

shk

…、

…今日はいつもと違うかも

shk

ｸﾞｽｯ…、

！

今回は何処か違くて、戸惑っちゃって

シャークんが泣いてるところなんか…見たことない…

初めてみるその姿に、戸惑いが隠せなかった

shk

あ~ぁ…、w

shk

ぶるーくのまぇでは、

shk

なきたくなかったのにな、ぁ…ｯ泣

その言い方、普段から僕にバレないように泣いてるみたいじゃん

…、めんどくさいなぁ

shk

ｯ…

"分かってた"とでも言うような、少し苦しそうな微笑み

shk

…俺ら、だめだったんだね

shk

俺から告白したから、ぶるーくは無理してるんじゃないかって、思ってたよ

shk

でも、同棲しようって言ってくれたのは…ｯ、

shk

ぶるーくだったじゃん…ｯ！ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

shk

だから俺ｯ、よかったって、安心してたのに…

shk

やっぱり…だめだったんだ

shk

ぶるーくは、こんな可愛げない俺より、可愛い子が好きだよね…、

…そうだけど

そんなの分かりきってたんでしょ

僕がシャークんと同棲してるのは、家事をシャークんに任せたかったからだよ

一緒に寝てたのも、家事を全部やってくれてる代わりとしての

ほんの少しの気持ちだけ

一緒に寝たいなんて、僕が心から思ったことなんてない

…ね、シャークん。

今の聞いてどう思った？

"別れない？"って言ってるけど、本当は別れたくないもんね

でも僕は別れたいよ、いらないんだもん

…自分の気持ちを押し殺すのが得意なシャークんなら、どうするの？

shk

…ｯ、、

shk

…、わかれる、よ

shk

だって、ぶるーくが幸せなことを願ってるんだもん…！

shk

どんなに酷いことされたって、ぶるーくのこと大好きなんだもん、！

shk

一緒にいていいのは、俺じゃないから…

shk

ぁきらめるしか、なぃもん…泣

shk

ごめん、ぶるーく、今まで縋って

ううん、シャークん、僕の方こそごめんね？

シャークんのこと、ちゃんと愛してあげられなくて

ごめん

shk

…許さないよ

！

shk

…、なんてね

shk

ねぇぶるーく

なに？

shk

可愛い子と幸せにね？

shk

俺、ぶるーくのこと、ずぅっと"大好き"

…

shk

ｶﾞﾁｬﾝｯ

泣きながらも、笑顔を保つ彼の背中はとても小さく見えた

でも、僕に呪いをかけれて幸せそうだった

シャークんは最後の会話に"大好き"って言ってきた

それは僕にとって呪いだと分かってるんだろう

一生シャークんのその言葉に縛られる

…、

ま、呪いだろうがなんだろうがどうでもいいや

…、手離したくなかったなぁ

あんなに僕のこと好きでいてくれて、言いなりになってくれる子

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