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そこには可愛らしい衣装を 身にまとった子供たちがいた。
色とりどりの紙や、手作り感 あふれるリボンが印象的な衣装。 病院の職員や親が手伝って 作ったのだろう。
女の子
女の子2
〜♪
音楽が流れると 子供たちは一生懸命に踊り出す
歌声は決して上手とは言えないが キラキラと輝いていた。
少しぎこちないステップさえも 笑顔でごまかすように楽しんでいる
幼い頃の咲希
幼い頃の咲希
咲希〜!! 早く起きなさい〜!!
天馬咲希
咲希はゆっくりと 瞼を開けた。
天馬咲希
天馬咲希
その事実を噛みしめるように 小さな声で呟いた。
病院生活が長かったからこそ この何気ない朝が特別に感じられる。
天馬咲希
さ〜き〜?!
天馬咲希
洗面台に向かい、鏡に映る 自分の顔を見つめ指先で髪を整えた。
ふわりと広がる柔らかな 髪を丁寧にブラッシングする
天馬咲希
制服に袖を通し きちんとリボンを結ぶ。
その一つ一つの動作が まるで儀式のように慎重で 心を引き締める。
天馬咲希
天馬咲希
天馬咲希
お母さん
うぉおおおおおおおおおおおおお!!
お母さん
天馬咲希
天馬司
天馬司
天馬司
天馬司
天馬司
天馬咲希
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
母親は悠長に喋りながら 焼きたてのトーストや卵料理を 並べる。
天馬咲希
家族と交わす何気ない挨拶が こんなにも嬉しいなんて。
カリッと焼けたトーストに バターを塗りながら 咲希は笑顔を浮かべていた。
天馬咲希
天馬司
お母さん
お母さん
天馬司
天馬咲希
天馬咲希
天馬司
一歩踏み出すごとに 足元へひらひらと舞い落ちる花びら
天馬咲希
手のひらに落ちた 桜の花びらを優しく触る
天馬咲希
咲希はスキップをするように 軽やかに歩き、少し枯れかけた 桜を眺めながら学園へ向かった