お も ち ゃ
題名リベンジ(?)
桃黄
小さい頃から、俺はよくおもちゃを 壊してしまう事があった
黄
俺より数歳年下の彼が涙目になりながら 俺を見つめている
桃
俺は彼のその顔が大好きだった 絶望しているような、苦しいような顔が
だから、俺は 彼のおもちゃによく触った
10数年経った、俺はまだ彼のおもちゃを壊す癖は 一切直ってはいない
でも、彼は怒らなかった
俺はありもしないような言い分を告げ 何も無かったことにしていた
だから俺は、いつも彼の隣に居た
楽しそうに笑う彼が可愛くて 一週間に1回ぐらいの間隔で彼におもちゃを 紹介するようになった
彼はそのおもちゃと楽しそうに話しながら 笑顔を見せる
でも、いつかも経てば 彼の隣は俺が紹介したおもちゃになってしまう
だから、俺が触れて壊しちゃうんだ
俺はまた、いいおもちゃを紹介すると言って 彼を家に呼び出した
俺があげた、彼に似合う可愛らしい 黄色のネックレスをつけて
彼は、気に入ってるんです そう言ってリビングのドアを開けた
いつも、この日にはいいおもちゃを紹介して 対面させて、彼と話させる
だけど、今日は違う
俺は床に彼を押し倒して唇を重ねる
黄
彼は驚いているような表情をして 徐々に頬は赤く染まっていった
黄
桃
桃
部屋には肌が触れ合ういやらしい音と、 彼の可愛らしい鳴き声
少しずつ涙を零しながら、彼の体は俺を求め締め付ける
これが最初で最後だろうな
そんな事を思いながら、俺は思いっきり奥を突いた
俺が目を覚ませば、動かなくなった彼の姿
あーあ、
また壊しちゃった
そんな事を思いながら、俺は彼を
綺麗におもちゃが並んだ棚に飾った
ℯ𝓃𝒹
コメント
9件
なんか…すごい( ´ཫ`)
(˙˙*)? どうゆう事ですか?