お風呂が沸いたのを確認して。
◯◯
お風呂一緒にはいろー!!
と後ろから抱きついてみる。
切島
いいぜ!!ちょ、腹筋やめろ、くすぐったい…!!
◯◯
今日もここは健在ね!!つくるの苦労するらしいよ、外腹斜筋。
切島
あー、バカみたいに筋トレしてたら勝手についてた。
切島
いーから、全部洗ったら呼んでくれ。
ということで、お風呂に直行して言われた通りにする。
切島
はぁー。生き返る~。
◯◯
お風呂は命の洗濯よ☆
切島
あながち間違いじゃねぇよな。その言葉。
◯◯
受け売りなんだけど、そう思う。
鋭児郎君に近づき、彼の体の中におさまる。
切島
なんかあったか??
◯◯
うん。それもそうだけど定期的にくるあれ。
切島
そっか。
泣くのをこらえて震える背中をがっしりとした腕が包む。
◯◯
のぼせてない??大丈夫??
切島
うん。もう少しだけなら大丈夫。
とそれ以上何も言わずに傍にいてくれた。