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あの,フォロー失礼します!! このストーリーめっちゃ好きなんです!! 良ければ絡みたいです!!
いいねして下さった方ありがとうございます!届いたら良いな笑 これは、自分が見た夢をそのまま書いたものです笑 初めてこういう場で小説を書きました!いいねが付いてとっても嬉しいです笑
それは、突然起きた。
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
異変
私は、学校から帰ってきた。
母
母がひょっこり台所から顔を出してきた。
遠藤 桜
元気よく返事して、ニッコリと笑った時だった。
?
遠藤 桜
家の中で聞き覚えの無い声がして、私は声にならない叫び声を上げた。
母
遠藤 桜
私とは対照的に母はのんびりお茶を飲んでいる。
?
私は呼吸を整えながらそちらを見ると、知った顔である事に気づいた。
?
遠藤 桜
狗神 晶
遠藤 桜
私は愛想笑いを無理矢理貼り付けた。
しかし、それは上手くいったかは分からない。
私が普段座っている椅子に狗神君が座っている、という事。
それは、私にとって今世紀最大級の事件であったのだ。
安西 里美
と、友人が語ってしまうくらいの人なのだから。
遠藤 桜
私が目線を泳がせていると、母が不思議な顔をした。
母
遠藤 桜
遠藤 桜
こう言うと、母は眉をはの字にして心底呆れた顔をした。
母
母
母
遠藤 桜
遠藤 桜
その後、私はどのように返したかは覚えていない。
私の脳はきっとパンクしてしまったんだ。
だって、私にはその様な記憶など、一つも無かったのだから。
次の日
安西 里美
耳元で急に声がして、思わず肩が跳ねる。
遠藤 桜
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
遠藤 桜
遠藤 桜
昨日の事を説明しようとした時、誰かが走って来る音がした。
狗神 晶
その人物は、私と里美の間に割って入って来た。
狗神 晶
遠藤 桜
狗神 晶
コツコツという足音が軽快に響く中、里美の視線は訝しげだった。
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
遠藤 桜
放課後
安西 里美
上田 俊樹
教室に残っていたら、里美と同じく友達の俊樹が話しかけに来た。
上田 俊樹
上田 俊樹
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
上田 俊樹
遠藤 桜
遠藤 桜
私は、昨日あった事を覚えている限り話した。
安西 里美
遠藤 桜
こくん、と頷くと、俊樹は目を丸くして息を短く吸った。
上田 俊樹
上田 俊樹
安西 里美
上田 俊樹
里美は俊樹の顔を睨んだ後、考えた様子でため息を吐いた。
安西 里美
遠藤 桜
上田 俊樹
上田 俊樹
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
上田 俊樹
遠藤 桜
遠藤 桜
安西 里美
上田 俊樹
安西 里美
遠藤 桜
私は不安ではあったが、いつもと変わらない二人のお陰で、少しだけ安心出来た。
安西 里美
安西 里美
上田 俊樹
里美は俊樹を一睨みする。
安西 里美
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
上田 俊樹
安西 里美
遠藤 桜
不安な私とは対照的に俊樹は楽しそうだ。
上田 俊樹
上田 俊樹
安西 里美
遠藤 桜
言葉とは裏腹に私の心臓は飛び出してきそうであった。
思わず里美の手を握ると、里美は握り返してくれた。
安西 里美
そう力強く言った後、何故か里美は顔を歪めた。
安西 里美
安西 里美
安西 里美
遠藤 桜
安西 里美
遠藤 桜
遠藤 桜
私は、動揺していた。
安西 里美
安西 里美
里美の落ち着いた物言いが、私の恐怖心を更に掻き立てる。
私には、そんなもの全く見えなかったのだから。
遠藤 桜
私は縋るように俊樹を見た。
遠藤 桜
遠藤 桜
そう言い終わった時、
俊樹は今まで見た事も無い位、無表情であった。
遠藤 桜
私が名前を呼ぶと、にっこりと笑った。
上田 俊樹
上田 俊樹
上田 俊樹
上田 俊樹
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
その言葉が聞こえた瞬間、滑らかな布が口に当てられた。
その瞬間、変な匂いがして、意識が遠のいていく。
何が、起きてるの…?
遠藤 桜
遠藤 桜
気がつくと、真っ白な世界にいた。
遠藤 桜
遠藤 桜
?
遠藤 桜
そこに立っていたのは、白衣に身を包んだ狗神君だった。
狗神 晶
狗神君は、心底悲しそうな顔をした。
遠藤 桜
そう言うと、ニヤリ、と薄気味悪く笑う。
狗神 晶
狗神 晶
遠藤 桜
遠藤 桜
狗神君は、 ゆっくりと私に近寄ってくる。
狗神 晶
狗神 晶
狗神 晶
狗神君は、私の真正面に立って笑った。
狗神 晶
そう言うと、私の目の前で座り込んだ。
狗神 晶
狗神 晶
狗神 晶
狗神 晶
そういうと、顔を近づけてきた。
狗神 晶
遠藤 桜
遠藤 桜
私が退くと、更にニヤリと笑った。
狗神 晶
狗神 晶
狗神 晶
そういうと、私の背後から人が現れた。
遠藤 桜
上田 俊樹
私が知っているはずの人間は、薄ら笑いを浮かべてそこに立っていた。
狗神 晶
狗神 晶
血の気がさっと引いた気がした。
狗神 晶
遠藤 桜
狗神 晶
狗神君の悪意の無い笑みを見て、私は頭が沸騰したのを感じた。
遠藤 桜
私は、ゆっくりと立ち上がる。
遠藤 桜
そう言うと、狗神君は軽蔑した様に笑う。
狗神 晶
狗神 晶
遠藤 桜
私の大声に二人は目を大きく見開いた。
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
遠藤 桜
私は言い終わった後、息切れと共に、やってしまった、と思った。
私を攫った人間に向かって、何故ここまで攻撃的な言葉を言ってしまったのか。
遠藤 桜
私は二人の顔を交互に見て何か弁解しようとしたが、何も思い付かない。
遠藤 桜
遠藤 桜
そう言い終わった時
上田 俊樹
俊樹が、こちらをおかしそうに見ている。
上田 俊樹
上田 俊樹
俊樹は、再度吹き出して、それから呼吸を整える様に胸を撫で下ろした。
上田 俊樹
上田 俊樹
上田 俊樹
遠藤 桜
上田 俊樹
遠藤 桜
そう言うと、俊樹はゆっくり溜息をついた。
上田 俊樹
上田 俊樹
上田 俊樹
と言うと、狗神君はこくりと頷いた。
狗神 晶
狗神 晶
遠藤 桜
私は素直に自分の非を認める二人に拍子抜けしてしまった。
狗神 晶
遠藤 桜
その言葉と同時に私の口に滑らかな布が当てられた。
狗神 晶
狗神 晶
狗神 晶
遠藤 桜
遠藤 桜
頭がフワフワとしていく。
薄れ行く意識の中で視界に映っていた狗神君は、
今まで見た中で一番、幸せそうに笑っていた気がする。
母
母
遠藤 桜
妙に頭がスッキリしている。
あれ、どうしてソファなんかで寝ているんだろう。
母
遠藤 桜
母
遠藤 桜
母
私と母は顔を見合わせて笑った。
私はその時思った。
ああ、私って、
幸せだなって。