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昨日のことが、夢みたいで 目が覚めても、心はふわふわしていた 「好きだよ」って言われたあの瞬間が 何度もよみがえる 帰り道、手を繋いで歩いた時間 胸の奥があたたかくて 思い出すだけで顔が熱くなる
制服に着替えて、少しメイクをする
Et
髪を軽くカールさせ 鏡の前でひとつ深呼吸
Et
そうつぶやいて 家を出た
いつもの道でHrくんと合流すると 彼はいつもの優しい笑顔で言う
Hr
Et
私の心臓は昨日よりドキドキしてる 付き合って、初めての朝 なんだか ちゃんと目を合わせるのか恥ずかしくて 視線がふらふら泳いだ
Hr
Hr
Et
Et
Hr
Et
Et
そう言うと、Hrくんは立ち止まって 私の顔を見る
Hr
Hr
Hr
Et
たったそれだけなのに 胸がきゅっとして また赤くなってしまう
Hrくんがそっと私の手にふれる
Hr
Et
Et
朝の風に髪が揺れる中 ふたりつないだ手は 温かくてやさしかった
校門が見えてきたとき
Ur
Ur
いきなり響いた元気な声に 思わずビクッと肩が跳ねた 後ろを振り返ると Ur、NoさんSvさんがいて 3人楽しそうに話しながら 登校してくるところだった
Ur
わざとらしく言うUrに 私は思わず手を離そうと腕をふる しかし、Hrくんが全然離してくれない なんか愛おしそうににこにこしてる
Et
No
Noさんが顔を覗き込みながらニヤッと笑う
Sv
Svさんはあいかわらずゆるっとした口調 それから 全部お見通しみたいな優しい目をしていた
Ur
Ur
Urはニヤニヤしながら イジワルなことを言う
Et
私はかおを真っ赤にして慌てたけど Hrくんはふわっと笑って 私にそっと言った
Hr
私は、Hrくんの顔を見上げて 少し考えてから、こくんとうなずいた
Et
Et
Hr
Hrくんは目を細めて答えてくれた
お昼休み いつものメンバーで屋上に集まって お弁当を囲っていた 風が気持ちよく吹き抜けて みんなの笑い声が響く
Ur
Et
Hr
Urがおにぎりを頬ばりながら言った一言 私とHrくんは思わず顔を見合わせて 同時に声が出た
Jp
Na
Jpはまっさきに食いつき Naさんは首を傾げる
Tt
Ya
TtとYaくんは口を開けたまま こっちを見てる
Rn
Dn
Mf
Rnは不安そうに言い Dnは謎の心配を初めて そこにMfくんが呆れ気味にツッコム 目線はこちらに向けて
No
Sv
Noさんはパンをもぐもぐしながら Svさんはいつも通りの穏やかな笑みで言う Urはニヤッと笑っていた
Hr
Hr
Hrくんが少し照れながら言った 私は一呼吸おいて みんなに言う
Et
Et
その瞬間 色んなリアクションが一斉に重なった
Jp
Na
Jpは叫び Naさんは嬉しそうに言う
Tt
Ya
Ttはガッツポーズをし Yaくんは拍手を始める
Mf
Dn
Rn
Mfくんはうなずきながら Dnは全力で拍手をし Rnは目を輝かせながら言う
Et
Hr
Hrくんの言葉に私も頷いた
Jp
Ya
Jpが興味津々で聞き Yaくんも身を乗り出す
Hr
Tt
Hrくんが答えると Ttはツッコム
Ur
No
Sv
3人が急に笑いだしたかと思うと Noさんが続ける
No
Hr
Et
Ur
Sv
Sv
Svさんが穏やかに微笑むと 私とHrくんは少しだけ頬を赤くした
Hr
Et
Jp
Jpは悔しそうな顔をして言った
Dn
Jp
Mf
12人の声が響く屋上 大好きな人と、大切なみんなと こうして過ごせる時間が 私にとって宝物なんだって 改めて思った
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
Jp
Na
Ya
Rn
Jp/Na/Ya/Rn
♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡ みんなのなかで 少しずつ動き出す恋の気持ち HrくんとEtさんの関係が 周りにも優しく影響していく ♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡
放課後 再び屋上に集まった私たち 昼休みに来た時よりも風が強くなっていて 制服の袖がふわりと揺れる
Ya
Jp
Jp
2人はそう言い笑っている
No
Ur
Sv
3人はニヤニヤしながら言う
Et
Hr
恥ずかしくて顔を隠している私 その横でHrくんがくすっと笑って言った
恥ずかしいけど こうしてみんなと話していられるのが ちょっと嬉しい みんなに伝われて良かったなって思う
Hr
Hrくんが私にそっと言った 私はうなずいて ふたりで屋上のドアを抜ける
Mf
Rn
Dn
Na
Tt
ジュースを買ったあと 少しだけ 自分たちの教室に入る 教室には誰もいない Hrくんはそっと口を開いた
Hr
Et
Hr
Hrくんは1度 言葉を切って 息を吐く
Hr
Hr
彼は 私の方にゆっくり視線を向け しずかに言う
Hr
その言葉が 心の奥にまっすぐ響く
Et
顔が熱くなって 目が合わせられなくなった
Et
Et
Et
Hrくんは 優しい顔で私の頭に手をのせた
Hr
Et
なんて言えば正解なのかわからなくて 視線をふらつかせていると Hrくんは余裕のある笑みを浮かべた
Hr
Hr
Et
からかわれたとわかって ぷいっと外に顔をむける そのとき Hrくんが私の手を優しくとって 自然に指を絡めるようにして繋いできた
Hr
Et
Hr
わざとらしく肩をすくめながら Hrくんは私を引き寄せる 制服の裾が触れ合って 距離がいっきに縮まる
Hr
Et
ドキドキして でもあったかくて 心臓が忙しい 私のなかで「恋人」っていう言葉が 馴染み始めていく
あの後、私たちはみんなのところに戻り 帰る時間になった
Jp
Dn
Ur
そんな会話をしながら歩く帰り道 私はクスッと笑い Hrくんの方をそっと見る
Hr
と笑顔で聞いている 少し前とは違う日常が 今日からはじまる
皆さんこんにちは 作者の音色です
今日は 8月9日ということで
Hrくん お誕生日おめでとうございます🎉🎉🎉
みなさんも ここまで読んでくださり ありがとうございます!
これからも 「また会おうって、あの時言ったから 〜初恋の続きは春に咲く〜」 をよろしくお願いします!