Ruru
こんばんわ
Ruru
この前のやつあんま人気なかったから
Ruru
中止します。
Ruru
今回は、自分で考えてみたお話です。
Ruru
今までのもなんだけど
Ruru
どうぞ
空から来た天使…
あの日から私の人生が変わった。
そう、その天使はあの日私にこう言った
「僕は天使、君を幸せにするためにやって来た」
柚
あー暑い
ミーンミンミンミン
柚
暇だなぁ
ブワッ
柚
わ、なに!?
強い風が吹いて、横においていた本もページがめくられていく。
思わず目を伏せた瞬間、フワッと白い羽が見えた。
柚
え?
Ruru
こんにちは、お嬢さん。
柚
だれ!?
Ruru
僕は天使、君を幸せにするためにやって来た
柚
天使?
Ruru
そう、君は今幸せじゃないよね?
柚
いや、幸せだよ。
柚
優しい友達もいるし
柚
大好きな、家族だっているし
柚
それに、愛する彼氏もいるから。
柚
私は、恵まれている環境にいる。
柚
だから、幸せだよ?
Ruru
君は、幸せの意味を理解していないんだ
Ruru
そのうちわかるよ。
Ruru
とりあえず、僕は君を幸せにしないと帰れない
Ruru
でも、人のことを庇ったり身代わりになると
Ruru
僕は、消える。
柚
消えちゃうの?
Ruru
そう、そして君が本当の幸せになったら、
Ruru
僕は君の前に二度と姿を見せない
柚
私が幸せになったらどうなるの?
Ruru
僕の本当の幸せを知ることができる
Ruru
だから、君を幸せにして、僕の幸せも知りたいんだ
柚
ふ~ん
お母さん
ちょっと柚、さっきから誰としゃべってんのよ
柚
あ、お母さん来ちゃダメ!!
お母さん
え?何よ、なんもないじゃない
お母さん
一人でしゃべってたの?
柚
え!?いるじゃん!!
お母さん
は?誰もいないじゃない
お母さん
もう、お母さんお買い物行ってくるからね
柚
見えないのかな?
Ruru
見えないよ。
Ruru
君以外には、でも僕が庇ったりするときだけみえる
柚
普段は見えないってこと?
Ruru
そう。
柚
でもさ、幸せにするっていっても私は何すればいいの?
Ruru
君は、ただやりたいことをやればいい
Ruru
学校に行きたいならいけばいい
Ruru
友達と出掛けたいなら出掛ければいい
Ruru
それに、僕がついていくだけ
柚
じゃあ、普段どうりでいいってこと?
Ruru
うん、世の中にはいつもの時間が幸せっていう人もいるからね
柚
なるほど、でさ気になってたんだけど
柚
名前何?
Ruru
名前?ないよ
Ruru
天使には、ないんだよ
柚
じゃあ、私がつけてあげる。
柚
青!!
Ruru
へーいい名前だね。
柚
これから、私が幸せになるまでよろしく
Ruru
うん。
Ruru
はい、今日は終わります。