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やっはろ〜主だよ〜今回も頑張って行くよ〜!!

bl等出てきますご了承ください。

それでは〜行ってらっしゃ〜い

ユアン

お呼びでしょうか、国王陛下

前国王

ユアン…来たか…呼んだのは他でもない…召喚した男のことだが…

ユアン

はい。

前国王

『殺そうと思っている』

ユアン

何故ですか!別世界の技術を使えば我が国は先進国になるやも!

前国王

孕めも出来ぬ男を召喚し置いておくなど、うちの国の面子はガタ落ちだ!

ユアン

国王陛下!お言葉ですが、魔道士の魔術を使えば子を孕むことはできます

前国王

だからなんなのだ!男である事に変わりは無い!他国に軽蔑され民の信頼を無くしたいのか!

ユアン

では、容姿を変えれば!

前国王

どうしたのだユアン!そんなに必死になるとは…お前らしくない…それほどまでに気に入ったのか?

ユアン

ええ気に入りましたとも!

前国王

ハァ…では、容姿を変えて試練に挑むのだ…それが出来れば認めよう

前国王

魔道士を使うのにもその時が来れば…

ユアン

本当ですか!?

前国王

あぁ…いいだろう…もう下がれ

ユアン

はい…!

バタンッ

前国王

ユアンは知らないか…異世界人と我ら王族の間の子は魔だと…

前国王

どうにかせねば…

前国王陛下に許してもらえる様俺は最善を尽くして説得したんだ…それほどまでに愛していたから。

ミサト

ふぁあ…ユアンしゃま…?

ミサト

居ない…カタカタ

ミサト

怖い…1人やだ…ユアン…グスッ

コツッコツッコツッコツッ

ミサト

ポロポロ1人…ユアン…グスッ

コツッ…

ミサト

グスッユアン…どこ…ポロポロズビッ

ガチャッ

ユアン

何してんだ?

ミサト

ユアン!!もう…1人やだ…グスッポロポロ

ミサトは泣き虫で…1人が怖いと言っていつも俺の近くに居た。

ユアン

遅くなってすまない…チュッ大丈夫…俺が居る

ミサト

ヒッグ…グスッ

ユアン

これからはずっと一緒だ…あの時みたいにはさせないから…

ミサト

…?

ユアン

よし着いた!

ミサト

ユアン様…ここどこ?

ユアン

俺の母親とよく来てた秘密基地みたいな場所だよ

ミサト

ユアンの…母親

ユアン

そう…俺の母は身体が弱くて、しかも異民族だったし、他の貴族からも軽蔑されてた。俺も兄弟達と比べられてたりって言うのは日常茶飯事だったよ

ユアン

でも、お前にはそうさせない。異世界人でも、男でも、絶対軽蔑させない…したやつは俺が斬ってやる

ミサト

フフッユアン様、物騒だよ

ユアン

俺の嫁になる気は無いか?

ミサト

え…?ポロ…

ユアン

また泣いて…その涙はどこから出てくるんだよ〜よしよし…可愛い顔が台無しだ

ミサト

ズビッ…なる!ユアンのお嫁さんになりたい…

ユアン

そうか…ありがとう…チュッ

ミサト

くすぐったい…アハハッ

ユアン

チュッッチュ……コチョコチョ

ミサト

あはははっやめッははあはッ

ユアン

やっと笑ったな

ミサト

ハァッハァッ…

ユアン

帰るか!腹も空いたし

ミサト

グゥゥウゥ

ユアン

腹で返事したなw

ミサト

カァァアァちッ違う!

ユアン

なぁミサト…話があって、

ミサト

話?

ユアン

俺の嫁になるとして、王族だから民に姿を見せなきゃ行けないんだ

ミサト

姿って…

ユアン

女になってもらわなきゃ行けないわけだ

ミサト

まぁ…俺髪長いけど…

あんスタで言う神崎くんぐらいの長さです

ユアン

それだけじゃない…試練を受けなきゃ行けないんだ…

ミサト

試練?

ユアン

うちの国、グラディ王国はガラスの国。王族も民も皆ガラス魔法が使えるんだ

ミサト

ガラス魔法…?

ユアン

そう…見せた方が早いかな

ユアン

&#*%@-=:※!▽”■§

ガラスのネックレスが出てくる

ミサト

すごい!綺麗だな

ユアン

つけてやるよ

ミサト

良いのか!?

ユアン

お前のために作ったんだからな〜

ミサト

カァ…

ユアン

チュッ

ミサト

ビクッ

ユアン

耳赤いぞ

ミサト

見るな…

ユアン

それは無理そうだ、凄く綺麗だからな

ミサト

もう!脱線してる!!

ユアン

ッチ〜

ユアン

このガラス魔法を何故使えるのか、それは、腕に通ってる魔力線、魔道線とも言うが…ソレが精霊の加護に反応してるんだ。

ミサト

精霊の加護に反応?

ユアン

大昔この国はガラス精霊を使う精霊使いと魔道士が収めてた。ガラスの精霊は心が広く民にもその力を分け与えたんだ。

ユアン

精霊にも心があって
火の精霊は情熱家だけ
水と風と地の精霊は自然を大切に思っている人、
とか色々ある

ミサト

ガラスって珍しいの?

ユアン

あぁ珍しい…光の精霊と地の精霊の間に極わずか産まれるのがガラスの精霊

ミサト

なるほど

ミサト

光の精霊はどんな人に加護を与えるの?

ユアン

『神に愛された聖女』って言われてるくらい少ない、人を大切に思う心に反応して加護を与えるんだって、南の方に1人居る事しか知らないけどな…

ユアン

まぁ…お前には魔道線が付いてない…だから試練を受けなきゃいけないんだ

ミサト

どんな試練なの?

ユアン

精霊王に魔道線を分け与えてもらって、大精霊を体に宿す。加護じゃない、数百倍と言った力がある

ユアン

成功したものは見たことがない。

ミサト

失敗するとどうなるの?

ユアン

失敗って言うより…精霊王に会うにはまず、結界を潜らなきゃ行けない。結界を越えられない人がほとんどで、入っても戻ってこないとか、入った瞬間倒れたとか

ユアン

いちばん辛いのは入った瞬間倒れる事、入って倒れたら他の人は入れないし為す術なく死ぬのを見てるしかない。

ミサト

そうなんだ…

ユアン

嫌だったらしなくていい、俺の上にも兄は居る…身分を変えてどこかへ行けばどうって事ない

ミサト

俺するよ!大丈夫…きっと大丈夫だから

ユアン

ミサト…!

ミサト

俺頑張るよ

ユアン

そうか…

試練に行くのを本当は止めたかった城から出てやろうかとどれだけ考えたことか…でもミサトがすると言っているのならば…俺は止めなかった

ミサト

試練の日はいつ?

ユアン

再来週の金曜日

ミサト

それじゃあ…こっち来てからそんなに歩いてないし、再来週まで散歩付き合ってくれない?

ユアン

いいともさ

ミサト

やったぁ…!

ガラスの国の泡沫姫

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