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3件
更新ありがとうございます!!!
更新ありがとうございます! …イタ王~…仮面…すぅぅぅう、もっかいみてきまーす
くじら🐋
くじら🐋
くじら🐋
くじら🐋
くじら🐋
くじら🐋
Let’s go↓
アメリカが改めて仲間になり、
皆それぞれ各自で解散となった
なんとなく、久しぶりに見る彼とすぐ離れたら 駄目な気がして
アメリカと私、二人だけが 最後に残った
日帝
また彼と話せることに 胸がギュッとする
アメリカ
アメリカ
仲間になったといえど何処かぎこちない彼
日帝
声をかけずにはいられなかった
アメリカ
震える声と瞳が弱々しい
日帝
アメリカ
アメリカ
アメリカ
思い当たる節があるのか黙り込むアメリカ
思わず、言葉が出てしまった
日帝
日帝
アメリカ
なんとなく此奴が何を言うか 予想できていた
日帝
アメリカ
アメリカ
日帝
アメリカが目の色を変える
アメリカ
罪滅ぼし、と言うやつだな
日帝
アメリカが時間差で目を見開く
そして驚いたような、少し間抜けな声で言う
アメリカ
アメリカ
日帝
日帝
そんなの当り前だろう
私の生きる意味__________
日帝
日帝
アメリカ
そう弱弱しくつぶやいた後
アメリカ
何かが切れたように泣き出すアメリカ
その弱々しい姿あってこそだ
日帝
そう呟いて、しゃがみ込んだアメリカを見る
そしてアメリカの隣に しゃがんだ
顔が近くにあることの安心感
少しだけ漏れる温かい息
いつもの、アメリカだ
日帝
日帝
そう言い笑いかける
泣いているのが_____ バレないように
アメリカ
アメリカ
そう言い笑う彼の瞳は、 いつも通りの青だった
コンコン
優しいノック音が聞こえ、
そのままドアが開く
フランス
アメリカ
日帝
アメリカ
アメリカ
満面の笑みを浮かべるアメリカ
これが現実だと再認識できるその顔
フランス
フランス
時計の針がさす24:00を見た瞬間、 睡魔が襲ってくる
日帝
フランス
フランス
妙に声を潜めるフランスをよそに、
アメリカ
寝室へ向かうため扉を開けた
ノルウェー
アメリカ
唯一建物についているエレベーターに四人で乗り、
寝室まで上がっている途中
アメリカが声をかける
アメリカ
アメリカ
アメリカ
日帝
フランスも洗脳にかかっている… なんてことはないはずだ
日帝
※1話参照
フランス
フランス
フランス
アメリカ
ノルウェー
日帝
日帝
※8話参照
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ノルウェー
フランス
フランス
フランス
ノルウェー
先ほどの話によると、変わったこととしては
イギリスに出会ったこと
不気味な仮面を彼に渡されたこと、だ
日帝
日帝
ノルウェー
ノルウェー
となると仮面の効力は…
日帝
三人の目が何かに気づいたように開かれる
アメリカ
アメリカ
ノルウェー
フランス
フランス
その時、エレベーターが押していない3階で止まる
チン、と音がしてドアが開く
ソ連
ソ連
アメリカ
フランス
フランス
フランスにぐいと腕を引っ張られ、
ソ連がエレベーターへ乗り込んでくる
ソ連
ソ連
日帝
そう言うとソ連の口角が少し上がる
日帝
日帝
ソ連
ソ連
ノルウェー
ノルウェー
ソ連
フランス
フランス
日帝
ノルウェー
アメリカ
日帝
ソ連
そこで、エレベーターが到着する
そしてそのまま寝室へと案内され、
フランス達と別れた
……?
日帝
日帝
周りを見渡しても誰もいない
ただ、草原が一面に広がるばかりだ
日帝
こんなところに一人なんて、危険すぎる…
頼む、誰でもいいから____
ソ連
日帝
誰でも…と言ったがなんでソ連が___
ソ連
ソ連
同情を誘うようなその声に、 自然と苛立ちを覚えた
日帝
日帝
ナチス
日帝
ナチス
ソ連
どうして先輩とソ連が一緒に……?
旧国の集まりならイタ王はどこだ…?
日帝
ナチス
ナチス
ナチス
日帝
日帝
ナチス
ナチス
日帝
ナチス
ナチス
そうして先輩の背中を追いかけながら、
他愛もない会話をしていた
夕暮れ時、町を歩いていると
日帝
アメリカらしき人影が見える
日帝
不安になってその顔をよく見ると、
仮面がついていることが分かった
日帝
あの仮面がアメリカの命を左右することはないだろう
だとすれば、今からすることはただ一つ
日帝
刀を瞬時に取り出し、アメリカの仮面に狙いを定める
日帝
自分の風を切る音がする
アメリカ
アメリカ
日帝
その口から出てくる言葉が、難解で
アメリカのものではない気がして怖くなる
日帝
アメリカ
仮面越しでもわかる、冷たいまなざしを向ける彼
アメリカ
なんとか足を動かして、また刀を自分の前に向ける
日帝
もう一度切りかかろうとした瞬間
アメリカが両手を前に向けて
日帝
此方に何かを向けて______
ドォン
強烈な音とともに、顔のすぐ横を何かが掠める
それがアメリカから放たれたと理解するには、時間を要した
そしてまだ覚束ない足取りのまま____
アメリカはまた私にその両手を向ける
アメリカ
アメリカ
日帝
また激しい音を立てて攻撃が飛んでくる
今度は、だめだ
避けられない_______
アメリカ
アメリカ
心配そうに私をのぞき込むアメリカ
日帝
日帝
現実世界の彼は…こんなに優しいから
もう、大丈夫……もう、大丈夫
アメリカ
日帝
洗脳された、あのアメリカは
もう、此処にはいないから
アメリカ
アメリカ
心配そうに蒼い瞳でこちらを見つめるアメリカ
その目にいつも甘えてしまう
日帝
アメリカ
アメリカ
時計は5:00を指している
アメリカはいつから起きていたのだろうか
日帝
そうして一階へと向かった